【時を繋ぐ糸】
自分のこれから先の"時"を繋ぐ糸なんて、
今にでも切れてしまいそうなモノ
忘れたい過去には
しっかり繋がっているくせに、、、
、、、
、、あ、、
ああ、、そういうことね、、
この今にもちぎれそうな糸を、
しっかりと編んでいくから、糸になって
時が繋がれていく。
ときには歪な編み方があったとしても、
糸が繋がれていくことに"意味がある"んだね
【君が隠した鍵】
「あれ ? 鍵、どうしたの?」
『、、、』
「、、無くしちゃった、??」
『かくした』
「そっか!!りょーかい!」
『え、、怒んないの、?』
「なんで怒ると思ったの??」
「その鍵は、君が君であるためのものでしょう?」
「君がこの先にはまだ"人を通す気にはならないな"
って言うのなら、あたしは君が、隠した鍵を探させてくれる時まで、待ち続けるよ」
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家族や友人にすら触れてほしくない話題や
自分だけの問題は、"鍵をして、その鍵を隠して、
自分を守る"っていう権利があると思うの
【手放した時間】
あんなにも、
ギュウっと握って離さなかったのに
こんなにも、
ギュウっと握りつぶされていた心が楽になったのは
何故なのか。
手放しちゃダメだ
手放したくない。
これがなくなったら、、
自分には何も無くなる、、
そう思っていた頃がバカバカしい
手放すことで得られるものの尊さに、
手放した今、気づいたの。
【紅の記憶】
写真を見る度に蘇る、
あの頃の記憶。
記憶を辿って、今すぐにでも、
あたしが知ってるあなたに会いに行きたいの。
でも、とても矛盾しているけれど、
あなたに『会いに行きたい』と思ってるうちは、
あたしは『まだこの世に居ないとな』って思うの。
あなたとの記憶をもってるあたしが居なくなったら、
"記憶"という道をたどって
あなたに会いに行くことさえ、
できなくなってしまう気がするから。
また会えたときは笑ってね
あの頃のみたいに、盛大にふざけるから。
また会えたときは聞いてね
あたし頑張って生きるから。
こんなに泣いたのは久々だ。
これが嬉し涙だったならばなぁ。
【夢の断片】
あの頃の夢の断片と、
かつての夢の断片を、
繋ぎ合わせてみる。
どちらの形も歪で、
互いにピッタリハマるわけではないけれど、
これらがなかったら
今の私はいない、かもしれないし
いる、かもしれない。
それくらい曖昧だけど、歪だけれど、
自分だけの、『たからもの』