Saco

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4/12/2025, 5:15:00 AM

君と僕

君と僕は、双子だ だから背丈もそっくり
顔もそっくり髪形もそっくりだ

だけれども性格は、全然違って
君は、ものぐさでいつも気怠い感じだ
勉強も運動もきっと人より出来るのに
君は、やる気を見せず 好きなマンガや
ゲームばかりして母や父に怒られてばかり
いる。

対して僕は、人の事ばかり気にして
いつも気疲ればかりして肩の力の抜き方が
分からず最後には、いつも倒れてしまって
父と母に心配ばかり掛けさせてしまう....

そんな自分にはぁとため息ばかり吐いていると君がやって来て僕に言う
「ねぇねぇ此処の問題どうやって解くん
だっけ?」そう言ってノートと教科書を
広げるので僕はペンを持って君に分かりやすく教える。

すると君が「ありがとうお礼にゲームの
ラスボスの倒し方を教えるね!」そう言って僕にゲームのコントローラを差し出す
僕は、ゲームが下手なので戸惑っていると
君が早く受け取ってと言わんばかりに
ゲームのコントローラを更に強く差し出す。
僕は、コントローラを受け取ると下手なので戦闘シーンに差し掛かると体が
コントローラと一緒に左右に動いて焦ってしまう君が「このアイテムを取ると一時的に
ステータスが強化されるよ!」と指示してくれるけど其処のアイテムまである場所まで
辿り着く前に敵にやられてゲームオーバーになってしまった。

何だか勉強するよりも疲れてしまったが
不思議と充実感があり嫌な感じは、しなかった。
隣に居る君を見ると.... ニコニコとしている僕とそっくりな顔があった。
それにつられて僕もいつの間にかニコニコと笑い返していて気付けば二人して
大きな声で笑い声を上げていた....

君と僕は、そっくりな様で全然違う
僕に出来無い事は、君が簡単に出来て
君が難しい事は、僕が教えてあげる事が
出来る

そうやって君と僕は、これからも生きて行くんだね!

二人仲良く一緒にね!!

4/11/2025, 7:49:55 AM

夢へ!

夢へ向かって努力する そんな自分の姿に
間違いは、無いと思っていた。

しかし現実は、甘くなかった。
夢へ近付く為の試験に私は落ちてしまった

寝る時間以外は、勉強漬けの日々だったにも関わらず 本番のテストは何回も
見直しし ケアレスミスがないかダブルチェックまでしたのにダメだった.....

私は、がっくりと肩を落として家族の元へと戻った。
「ダメだった....」私は、小さく涙を流した

すると姉が私の肩を強く叩き言う
「あんたは、まだその夢になりたいの?」
私は、姉を見上げる様に顔を上げ
自分の気持ちを考えて見る

正直あんなに勉強してダメだったんだ
次も、出来るか分からない.... でも....
「うん なりたい!」私は、気持ちが
出るまま答える。

私の答えに姉は、口の端を上げて言った。
「じゃあ まだ頑張れるね!」
姉は、私の目を真っ直ぐ見てそう言った。

私は、姉の言葉にまだ頑張っても良いんだ
と言う想いが沸き立ち思いっきり首を縦に
振り「うん!」と頷いた。

こうして私は、来年の試験に向け姉と対策を立てる為に家に帰る足を姉と一緒に
早めたのだった。....

4/9/2025, 11:27:41 AM

元気かな

小学校の頃 凄く仲の良かったあの子
突然両親の仕事の転勤で引っ越して
行ったあの子

手紙を書いてみようと ふと思い立ったのは小学生の頃のあの子の笑顔が不意に
脳裏に蘇ったから

元気かなと気になって便箋を取り出し
お元気ですか?と問いかける文章から
手紙を書き始めた。....

4/8/2025, 10:23:52 PM

遠い約束

遠い 遠い あの日の約束を 

君は、もう忘れてしまっただろうか?

たとえ君が忘れてしまっても.....

あの日の約束が今も僕の胸の中で

いつまでも いつまでも 輝いている。

4/7/2025, 11:55:20 AM

フラワー

皆が彼女に花束を渡す中 農家の出である
俺は、花を買うのを忘れ焦って咄嗟に
出したのが新聞紙で大きく巻いた白い
大きな房を持ったカリフラワーだった。

周りが目を点にする中 俺は、早口で
「結婚おめでとう幸せにな!」とやり切った感を出して彼女の手にその花束ならぬ
カリフラワー束を握らせて何事も無く席に
着いて何事も無い風に装う事が今
この場に居る俺に出来る精一杯の事だった

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