夢へ!
夢へ向かって努力する そんな自分の姿に
間違いは、無いと思っていた。
しかし現実は、甘くなかった。
夢へ近付く為の試験に私は落ちてしまった
寝る時間以外は、勉強漬けの日々だったにも関わらず 本番のテストは何回も
見直しし ケアレスミスがないかダブルチェックまでしたのにダメだった.....
私は、がっくりと肩を落として家族の元へと戻った。
「ダメだった....」私は、小さく涙を流した
すると姉が私の肩を強く叩き言う
「あんたは、まだその夢になりたいの?」
私は、姉を見上げる様に顔を上げ
自分の気持ちを考えて見る
正直あんなに勉強してダメだったんだ
次も、出来るか分からない.... でも....
「うん なりたい!」私は、気持ちが
出るまま答える。
私の答えに姉は、口の端を上げて言った。
「じゃあ まだ頑張れるね!」
姉は、私の目を真っ直ぐ見てそう言った。
私は、姉の言葉にまだ頑張っても良いんだ
と言う想いが沸き立ち思いっきり首を縦に
振り「うん!」と頷いた。
こうして私は、来年の試験に向け姉と対策を立てる為に家に帰る足を姉と一緒に
早めたのだった。....
4/11/2025, 7:49:55 AM