大好き
子供の頃 何か落ち込んだ日や嬉しい事が
あった時 母は、必ず僕の大好物ばかりを
食卓に並べてくれた。
唐揚げ ハンバーグ ステーキ とにかく
僕は、肉が大好きだった。
母の揚げる唐揚げは、噛むとカリッとした
音を響かせて衣と肉のバランスが絶妙だった。
ハンバーグは、ふっくらとしてナイフで
切ると中から肉汁と一緒に潜ませた
チーズが洪水の様に出て来た。
そのチーズと肉を絡ませて食べるとまた
絶品だった。
ステーキは、ジュー ジューと肉を焼く音を聞くだけでお腹が鳴った。
まさに耳から入るおいしさだった。
そんな僕の大好きを知ってくれて
何かあると瞬時に食卓に出してくれる
母は、偉大だなあと思った。
お母さんいつもありがとう!!
叶わぬ夢
叶わぬ夢を夢見る事は、愚かな事でしょうか?
よく身の丈に合わない事は、するなと
怒られます
しかし何度も何度もその夢に挑戦する姿は
愚か所か寧ろ私には、輝いて見えるのです
確かに先の人生の事を考えるのならば
いつまでも叶わぬ夢を追う姿は滑稽かも
しれません だけれども自分の姿に感銘を
受けて一人でもその背を押して応援してくれる人物も少なからず居てそう言う人達の
声援を受けるとまた諦めずに頑張ろうと
思う自分も確かに居るのです。
だから私は、諦めません 今諦めたら
私の事を信じてくれる人達の期待を
裏切る事になるから 何度夢破れて
苦しんでも 苦しんだ分だけ嬉しさは、
何倍にもなって自分に帰って来る
そう信じて 今日も私は、自分の夢に
挑戦し続けるのです。
花の香りと共に
花の馥郁な香りと共に添えられるのは、
香ばしい食卓の香り 花瓶に目一杯の花を挿してテーブルの中心に置いたら
華やかで鮮やかな花の装飾と色とりどりの
食材で作られた ディナーの出来上がり
さぁ皆で手を合わせてせーのっ
いただきます!
心のざわめき
ざわざわと心がざわめく何かに追われる
様な圧力を掛けられるような虫の知らせの
様なざわめきがさっきから胸の中で消えない これは、何かの予兆だろうか....
果たしてそれは吉兆か凶兆か.....
私は、その予感を振り払う様に玄関のドアを開け愛しい彼の元へ急いだ。
君を探して
少しづつ君のカケラが僕から零れ落ちて行く それでも僕は、必死に粉々になった
一粒の砂みたいな君のカケラに手を伸ばして君の面影を探す
あの日の君に出逢えると信じて....。