光頼

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1/27/2025, 2:12:32 PM

小さな勇気
               「遊び心」

 ちかくても、とおくても
 いろんなところ、状況で
 さらっと助けるきみがいる
 なんて素晴らしいんだろう
 ゆっくりでいい
 うんにかけたっていい
 きみにただ、自信を持ってほしい。



自分がこの文を作っている理由は、自分に自信がないから。
自分には、味方なんて居ないから。でも、クラスメイトと話したとき、
嬉しいとは何か違う気がした。自分から話しかけることなんてない。
向こうから話しかけてきてる、嬉しいに決まってる。でも、楽しいと思えない。
こんな気持ちしかない自分は、相手の正義を無駄にする自分は、
生きていていいのか。自信を持つのは大変だ。
なにしろ、できていない自分が
しろ。
といっているんだから、ムカつく人もいるはず。
でも、人生なんてあみだくじで、先がわからない。でも、ひとりでつくったあみだくじ、たったひとりの人生なんだから、引きなおしたっていいだろう。
引き直しだめのルールなんてないのだから。
そうやって自分を、常識の檻に、閉じ込める。
どうして、当たりだけのあみだくじは、ないのだろう。

1/26/2025, 4:00:53 PM

わぁ!
           「サプライズドッキリ」
クラスのあらたくんがいたずらばっかしてくる。
仕返しでドッキリしてやる。内容は至って簡単に。
いつもやられてることをやり返すだけ。


あらたくんがきた。目隠しして、体育倉庫に拘束した。
混乱してる。漏らしてるし…私よりも酷いじゃんw画鋲でさして、水をかけて、指を反らせて、
私がされてることをやり返す。あぁ、なんて楽しい。
あらたくんは楽しいかな?楽しんでくれてるといいな。


私がされてるのはいじめじゃない。いじめじゃないんだ。苦しくない。辛くない。自分が悪い。






生きたくない。



そして、今日も願う。
「あらたくん、今日も、死にたい。死ねるような、いたずらをして。」

1/5/2025, 8:35:21 AM

幸せとは
             「魔法のピアノ」
私の幸せは母のひいてくれるピアノだ。
私はピアノを習っているが、うまくいかずに苦しくなる。
母が好きというわけでもないし、友達もいない。
人生に疲れた自分を癒やしてくれる魔法のピアノ。
そのピアノは私を優しく包み込んでくれる。側にいてくれる。
生きる糧になってくれる。
不登校になる勇気もなく、学校に行く勇気もない私に、居場所をつくってくれる。
音楽の世界は色々な音符であふれている。個性豊かな音符たち。
たまに尖った音符もいるけど、その音符も、自分のために尖っていたりする。
そうやって皆に存在価値や個性がある。じゃあ私は?
私は…




ピアノで、聞いてくれる人に自信をつけるため。

苦しくなるのは頑張っているからだろう。
明日もまた頑張ろう。辛くなったらまた魔法のピアノを聞こう。

母がいなくなっても、いつでも音楽の世界に行けるように、

           弾けるように、なろう



ピアノは、音楽は、人を救ってくれる。そして、






夢は、努力の数だけ広がる。

無限に広がる、音楽の世界のように。
私に希望をくれた、広い広い、ピアノの鍵盤のように。

12/25/2024, 3:34:49 PM

クリスマスの過ごし方
              「クリスマスデート」

 メリーハッピークリスマス!!
可愛い俺の彼女は、ありそうでない言葉を唱え、手元のクラッカーを鳴らした。
ポンッというかわいい音が、彼女と重なっていた。
いや、待て。この例えはよくない。まるで彼女がボンボンキュだって言っているようなものだ。決して違う。断じて違う。下からひもがでているところが、
彼女がトイレットペーパーを引っ張ってきたときにそっくりだ。いや、これもよくない。まるでおバカだ。そしてこんなことを頭の中で1人考えている俺もおバカ。
いや、俺に お をつけるとキモい、バカとでも言っておこう。

彼女と付き合って2年ほど…いろいろあったなぁ、去年のクリスマスは、
お金がなくてお祝い出来なかったなぁ。かと言って今は裕福なわけでもないが。
ケーキとクラッカーとジュース…サプライズ、これくらいは用意できるほどにはなった。



おっと。考えすぎた。彼女が呆れている。彼女は面倒だから、早く言葉を返さなきゃ。どうしよう。何を言おう。
そうだ!
 
おバカ
 え?

何を言ってるんだ俺ぇぇぇ!! 
彼女が困ってるではないか!ぁぁぁぁぁ!!
ちがう!何か言わなきゃ!


サプライズ、楽しみにしててね! 
 


何を言ってるんだ俺ぇぇぇ!!
彼女が呆れているではないか!ぁぁぁぁぁ!!

…ふ…あははっ!

彼女は優しいから、笑ってくれた。こんなところが好きなんだ。

い…いまの…忘れて!!
やなこったぁー!

はぁ、めんどくせ。でも、


かわえぇぇぇぇぇ!   


もう持たない!本当は帰り際にやりたかったサプライズ、今すぐやろう!




結婚してください!
えっ///あのっえっと…//


よし、いい感じ。
彼女は口を両手で押さえながら頬を赤らめる。
そして,その左手薬指には、光る輪がついていた。


…そ…それ…結婚…して…た…の?
あ…

ほら見ろ。彼女を困らせてる。


あのね、これ…君が余りにも可愛すぎるから…さっきのジュースの蓋の部分で…//


…なんやそれ…
    





かわいすぎるにもほどがあるだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

その後、プロポーズは無事成功、2人は結婚したのでした。

めでたしめでたし。



11/11/2024, 11:55:15 AM

飛べない翼
              「スズメ」

僕はスズメ。鳥のスズメ。
僕はみんなより大きい。僕はみんなと色が違う。そして、飛べない。
僕は小さい頃から出来損ないだ。

ある日、川近くの木で休むことになった。
その時、僕の2つ下の弟が、川に落ちてしまった。
溺れているところを、お父さんが助けに行った。
お父さんが心配になった兄は、ひとつ下の弟を連れて行った。
お母さんは、様子を見ようと上からのぞいたら、そのまま落ちてしまった。
お母さんには,3つ下の、産まれたばかりの弟が抱きついていた。
しかし、全員溺れている。
「裏切り者!」
「お前も降りてこい!」
そんな言葉が飛び交うなか、勇気を出して飛び込んだ。
………

しかし僕は泳げた。みんなからほっとかれている間、
ひたすら泳ぐ練習をした。
「っっ!すごい!このこは出来損ないなんかじゃなかった!」母
「お前にしてはすごいじゃないか!」兄
「ゴボだっっげっっげまえのらわな……」2つ下の弟
「おにいちゃっ!!」ひとつ下の弟
「!!!!」3つ下の弟
「こんなやつ達はもういい!だから…たすけてくれっ!!!!」父
そう言い、父は他の子供達と母を手放した。
僕は助けた。





3つ下の弟だけ。
このこはきっと、悪気はないんだろう、まだ喋れていないだけで、
きっと僕の味方だ。
「っっ!お前!」
「ユ゙ル゙ザナ゙っ…、…」




























              ざまあみろ

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