1/19/2024, 3:30:32 AM
その日記を開いたことがないから、何が書いてあるのか分からない。私への愛か、憎悪か、はたまた両方なのか。シュレディンガーの猫だか日記だか。怖くて開けない日記の中に、何が書いてあるかなど知りたくなかった。もう居ない君の代わりに、閉ざされた日記だけが残っている。
1/14/2024, 5:17:10 PM
どうしてと言えど何も聞こえず、なんでと問えども答えは聞こえず、斯くして悟った答えは「答えなどない」
自問自答の果てに見るは空虚。
1/12/2024, 8:18:58 AM
広いテーブル。一人だけの食卓。
君が居ないから、いやな寒さが染みて痛い。
1/9/2024, 11:02:54 AM
熟れ始めた片思いの酸っぱさに顔をしかめる。
好きだなんて伝えられず、縮まない距離にやきもきしたり、君が他の人といる所を見てヤキモチを焼いたり、苦しんだり。それでも君が好きだから、いつかこの酸っぱさが報われる日が来ますようにと、満月を待っている三日月に祈った。
三日月
11/23/2023, 11:00:00 AM
はら、はら。
風に吹かれて私は舞う。
小さく薄い体でも、少しの命でも。
ほんの数秒間、舞いながら落ちる。
私が舞う様を綺麗だと言う人が居てくれる。
はら、はら。
ああ、落ちていく。