TAO /fiction

Open App
6/23/2024, 12:13:59 PM

子供の頃はよかったな、なんて言ってる人を見ると、幸せだったんだな、この人は、って思う。

戻りたい過去がありますか、という質問に、すぐに答えられる人もそう。

あなたはどう。

子供の頃はよかったな、戻りたいな、って思うのなら、それは幸せなことだよ。

6/22/2024, 11:05:35 AM

朝起きて、トイレにいって、朝ごはんを食べて、歯磨きして、着替えて、荷物を持って、いってきますと言って玄関を出た。

日常。

その日常に、急に現れた非日常。

ボクは声を出すこともできず、身動きをとることもできず、ただ茫然とした。

血の雨が降り、
人が人を喰らい、
犬の顔は3つに分かれ、
空には翼竜が飛んでいる。

こういうときって人は意外と頭の中は静かなんだな。
きゃー!とか、わー!とか言えないもんなんだな。
動くことができずにそんなことを考えていたら、次の瞬間には真っ暗な世界が広がった。
口の中みたいだ。
鋭利な歯が肉体を裂く。
痛みはない。
恐怖もない。
ボクはその真っ暗な世界に溶けた。

6/21/2024, 11:56:27 AM

白が好き。
だって、
自由で、
すぐに他の色に
染められてしまう危うさがあって、
まるで私みたい。

ってネ~!!☆
真っ黒じゃねぇか、
てめぇの芯の芯までよぉ!!

6/20/2024, 1:53:14 PM

あなたがいたから
がんばれた?
あなたがいたから
生きられた?

なぁんか違う

あなたがいたから
しょうがなかったのよ

6/19/2024, 11:12:50 AM

デートの待ち合わせの直前に、
傘を忘れたと彼から連絡がありました。
了解!持っていくね!と返事をして、
玄関でふと立ち止まりました。

傘は2本持っていこうか、
1本だけ持っていこうか…

数分考えた私は、
大きめのビニール傘を
1本持ち、
玄関を出ました。

Next