《衣替え》
保全させていただきます。
いつも読んでいいねを下さっている皆様にはいつも本当に感謝しております。
この場をお借りして、御礼を申し上げます。ありがとうございます。
最近は書けておらず、本当に申し訳ありません。
落ち着いたらまた書いていきたいと思います。
その時は、どうぞよろしくお願いします。
《声が枯れるまで》
さわさわ。さわさわ。
青く澄んだ、空の下。風に揺れる、一面の金色。
私は、広大な草原の中に立っていた。
足元を埋め尽くす、秋の色に染まった草達。
風のリズムに合わせ、唄うように囁いている。
こんな時に思い出すのは、とある神話から始まった寓話。
神様に呪いを掛けられた、ある王様。
王様は、その呪いをひた隠していた。
けれど床屋には、呪いの秘密を知られてしまう。
王様の秘密を知ってしまった床屋は、その重さに耐えきれなくなる。
そんな床屋は一面の葦の真ん中に穴を掘り、王様の秘密を穴の中へ思う存分叫び抜いた。
床屋はすっきりしたけれど、その数日後。
一面の葦の葉が、床屋の叫んだ王様の秘密をさやさやと喋り続け。
王様の秘密は、世間の明るみに出てしまった。
他人の秘密をほいほい喋るのは、絶対によくないけれど。
気持ちを押し殺して、黙っているのが辛くなることはある。
好き。彼のことが、本当に大好き。
本人を眼の前にしては絶対に言えないけれど、いつも胸の中はいっぱいになり過ぎて。
抱えきれなくて、溢れそうになるくらい。大好き。
いっそ、大きな声で叫べたらな。声が枯れるまで。
優しい笑顔。柔らかな眼差し。
丁寧な言葉使い。折れない強い意志。
相手への細やかな気遣い。大きな銃で戦う動きの美しさ。
心に思い浮かべた、愛しいあなたの姿。
眼の前の草達は、もちろん言葉を語らない。
互いがこすれ合う音を、通り抜ける風に乗せている。それだけ。
このさざめく音の中ならば、きっと誰にも聞かれない。
だから、今だけ。
「…『あなた』が、大好き。」
草の囁きに紛れて、そっと呟いた。
きっとこの呟きは、風に乗って空へと昇る。
誰にも、聞かれることはなく。
でも、それでいい。それが、いい。
《始まりはいつも》
保全させていただきます。
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最近は書けておらず、本当に申し訳ありません。
落ち着いたらまた書いていきたいと思います。
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《すれ違い》
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最近の天候か、体調を崩しがちになっております。
皆様もどうかお身体にはお気を付けてお過ごしください。
《秋晴れ》
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最近の天候か、体調を崩しがちになっております。
皆様もどうかお身体にはお気を付けてお過ごしください。