〚冒険〛
僕は片想いで終わらない。
なんて言えないのかもしれない。
僕にそんな勇気はない。
告白も彼の好きな人が付き合えたら
いいなと想う勇気ですら。
好きになってしまった事はもうしょうがない。
だけど、心の中じゃ諦めていないみたい。
外じゃもう片想いで終わらせてるのに。
あしたもすてきな日になりますように。
〚届いて.....〛
今日、母方の方では初となる
僕の従兄弟の娘さんが誕生した。
母方では、僕が一番歳下だったから
急にできた歳下の子に、心が追いついて
いないようだ。
長年母方で末っ子をやってきた僕にとって
今日で末っ子ポジが取られた気がした。
歳上として扱われてしまうのは当然だし
娘さんが産まれたのはとてもめでたい。
だけれどまだ、まだ。
僕は末っ子ポジを取られてしまったような
気がして、寂しいという感情が湧いてくる。
この想いは、今日で閉じる事にするよ。
改めて、お誕生日おめでとう。
頼れるお兄さんになってみるね。
従兄弟のお兄さん夫婦も、おめでとう。
大事に育てて、立派に育ってね。
あしたもすてきな日になりますように。
もう遅いだろうけど、七夕のお願いは。
頼れる人になること。
〚あの日の景色〛
空を見上げてみえたのは。
一つの雲と、壮大な晴天だった。
あしたもすてきな日になりますように。
〚願い事〛
それが叶うなら。
'すきな人と付き合いたい'
だなんて、書けるはずない。
今日は、七夕だけれど。
同級生は気づいていなさそうだ。
僕だけが七夕だと自覚しているようで
世界が僕だけ違うみたい。
彼が言った。
'願い事は、なんですか?'
それに答えれるわけない。
貴方がすきだから。
あしたもすてきな日になりますように。
〚空恋〛
彼をみつめれるなら。
ただ、通って。
ただ、想い出にもならない事を行って。
つまらない日々だったのに。
ふとした時には、惚れていた。
僕は彼にきっと叶わない恋をした。
薄暗い灯りもない教室に、僕ともう一人の
同性の同級生がいた。
電気もなにもなくて、不便なはずなのに。
何故かなにも不便だとは想わない。
'お前、暇じゃないの?'
と初めて、話しかけてくれた。
'暇じゃないよ'と言うとさ。
'変なの'って言われる。
本当はそうゆう言葉を言われるのが嫌なはずな
のに、なぜかその時は嫌だと想わなかった。
なんでだろうと考えて。
僕は既に、彼が好きなんだと。
あしたもすてきな日になりますように。