〚そっと伝えたい〛
何個も伝えたい言葉がたくさんあるの。
でもすべて一気に伝えられない。
一つずつ、僕が伝えようとしても。
彼は一つも聴いてるようにはみえないよ。
僕の方をすこしくらいみてくれたって
良いじゃないか。
花言葉を彼に伝えたい。
でもなにも彼は聴いてない。
話しを聴いてほしいのにな。
お手紙で伝えるよ。
一方に話せそうにないからね。
そしたらお手紙のおかえしがきた。
"無視してごめんね
きみがかわいくて、きみのことを
一方にみれやしない"
そんなこと。
もしも、あなたが大切な人に言葉を伝えたかった
らなんてお手紙にかきますか。
明日も言葉を伝えれますように。
〚未来の記憶〛
僕に記憶力をちょうだい。
元々、記憶を覚える力がなかった。
すぐ忘れてしまう性格で覚えようと想ってもなぜか忘れてしまう。
本当にだめなんだ。
覚えたいはずなのに、身体が拒否してる。
言葉を伝えたいはずなんだ。
でも発音を間違えるばかりで、一方に彼には
伝わらない。
生まれつきだから仕方ないって言われてきた。
でも僕にはそれが悲しくて仕方ないよ、、、
言葉を届けたい。
届けたくても、彼には届かなくてさ。
いつもひとりぼっちになってしまうんだ。
明日も言葉を伝えられますように。
〚ココロ〛
心が通じ合うのって、どんなとき。
人に合わせるのって簡単じゃないでしょう。
無意識に意見が合うとき。
人と意見があったときって、そんなない。
意見を合わせるとき。
それはその人が喜ぶの。
"奇跡!"
と喜ぶの、なぜ自分は喜ばないかわかる。
それは自分から合わせにいったから。
僕は無意識に意見が合うことがない。
それは、どちらの気持ちもわかる。
自分の気持ちも人の気持ちも第三者の意見も。
明日もすてきな日になりますように。
〚星に願って〛
世の中には、"星の王子さま"という本がある。
よく読んでみればとても話しが深い本だ。
僕が5歳のとき、当時16歳だった兄がくれた絵本で何10回も読み返していた。
けれども僕には言葉の意味が簡単ではなかった。
今、想い返してみれば不思議な物語だと想う。
子供のときはただ言いたい言葉を言っても、怒られることは少なかった。
でもいざ大人になるとその頃の感情や言いたい言葉はすべて消え去って、子供の頃にあったはずの想像力さえもルールや決めつけへと変わっていってしまうのです。
子供の頃につくられた想い出や感情や想像力。
大人になれば忘れてゆくもの。
"このすてきな日常が永遠にあってほしい"
と想っていた頃には、皆僕なんかみていない。
永遠なんてあるのかな、、、
明日もすてきな日になりますように、、、
〚君の背中〛
いつも僕の背中のうしろにはきみがいた。
はずなのに。
いつも彼は、僕の前を歩いてた。
前を歩くようになったのはごく最近。
前は僕のうしろを歩いていたのに。
放課後一緒にかえる友達はいない。
道がちがうせいかひとりでかえる日々。
もうすでに飽きている。
誰かひとりくらい一緒にかえる友達がいたら
いいのに。
明日もすてきな日になりますように。