IROHA

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1/13/2023, 4:03:22 PM

現実は辛いことが多い。

こうなりたい…と夢を見てた頃が愛おしい。

あの頃と、今と、

思っていたのとは違ってしまったけど

まだもう少しだけ

夢を見てたいと思う。

11/26/2022, 5:25:17 AM

朝。
カーテンをあけた。
目を閉じたくなるような眩しさが身体中に刺さる。

今日は洗濯日和だ。

洗濯機の中で踊る布達を見つめて、
ついでに自分も洗えないものか?と思う。

こんな力強い陽射しで乾かしたら、、、
そしたらきっと、
もう少しマシな人間になれる気がする。

溜め込んで、迷惑をかけて、しんどくて、、、
時々、膿を出す事も、それすらも許されなくて、
辛い想いをさせてしまう。

全てを真っ白にして、
太陽の下で乾かしたら、
辛い想いをさせることもないような人間になれるのかな?

10/5/2022, 9:56:23 AM

青々と繁る緑の上に乗る。

サク‥サク‥サク…

一歩ずつ足を進めると響く音。
フワフワと草を踏みしめる感触。

「気持ちいいね」


私は嬉しそうに足元を見つめて言う。
風が楽しそうに身体にまとわりつく。

『踊りませんか?』

そんな声が聞こえた気がして、

クルリ‥クルリ‥

なんとなく2回、回ってみた。
「ふふ…笑」
まるで、子供の頃に戻ったみたいな感覚になり、
靴を脱いでみた。

ダイレクトに肌に刺さる土と草の感触。
少し冷たくて、でも優しい。
私は更にくるくると回ってみる。
風が…陽が…身体中にまとわりついて、
倒れないように支えてくれてるみたい。

気が済むまで私は踊り、
そして、倒れ込んだ芝生の上で空を見上げた。

9/28/2022, 9:15:19 AM

晴れていたのに、
急に濃い雲が現れて泣き始めた。

通り雨だ。

その隣で、太陽が慰めるみたいに
優しく温かい陽で包み込む。

アスファルトに染み込んだ雲の涙が
どんどん黒く濃くなっていく。

いつの間にか雲は泣き止んだみたいで、
雲間から太陽の陽が差し込んで、
泣き跡を乾かしていた。

9/26/2022, 1:55:35 PM

紅葉狩りにでも出掛けようか。

思わずそう言ってしまいたくなるくらいに
気持ちの良い天気。
暑すぎず、心地好い冷えた風が吹く季節。

僕は隣でのびのびと眠る君を見つめる。
元々インドアなのに、
感染症の影響で更に家から出なくなった君。

外に行こう!なんて言ったら、
きっと「今日はのんびりする日!」と、
大好きな枕を抱えて布団に籠城してしまうだろう。

嫌がることはわかるので、
あえて言わず、僕は静かに外を見つめる。

開いた窓からは焼き鳥屋の香ばしい、いい匂いがする。
もう少し日が落ちたら、
焼き鳥を買いに行くくらいは誘ってもいいかな?

きっと、食べるのが好きな君だから、
それくらいなら二つ返事でOKしてくれるはず…かな?

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