廃寺夜想曲*

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12/5/2022, 10:14:18 AM

眠れないほど、雨音がトタンに反射する。
吹く風はどこか虚無感を纏っていて、晩秋の空気の匂いが、染み付く。

闇にも、夢があって、
波にも、なりたい自分がいて、
光にも、進みたい場所がある。


いつも通りの世界はいつか必ず壊れる。
何年か先、今日が今が過去になる。

その中で、味わった言葉にできない情景は、

当然のように、桜と散った。

儚く、では無い。

星の絨毯の宵のようにだ。

12/4/2022, 9:39:16 PM

夢と現実。

甘い夢。

苦い現実。

笑顔を魅せられた時、嬉しいのは、現実では無いか?

12/3/2022, 10:07:12 AM

小夜なら。

海に幽霊が居るんだってさ。
沈んだ船の霊かもね。
まだ皆分からずに、ダンス踊ってるんじゃないかな。

沈んだ船の中はどうなってるか分からないけど、
大切なモノを守ろうと必死だったんじゃないかな。


夏の思い出が、
過ぎ去っていく船に乗った、乗ってしまった君の、



伸びた影、




さようなら、か。

12/2/2022, 10:38:42 AM

光と闇の狭間に、振り返る。

砂浜に、綴られた足跡。

潮風に、前髪が軋む。

反射した光が眩しい。

星の輝きが、眩い。

夏の海が綺麗だ。

水平線に、味のない子供のはしゃぎ声。

水を掛け合う、童女。

嗚呼、瞼が重い。

彼処まで走ってきたと思っていたのに、ときめく夏影が、

染まる。

何時までも続くと信じていられる今が、只、蒼く淡い。

沈む漣に、手を伸ばす。


僕は未だ、無邪気な君がいることに浸ることにした。

12/1/2022, 10:26:43 AM

距離が近い。



僕のノートを見つめる君。



心臓の鼓動を聞かれていないか不安、

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