ところにより雨
おかしいな何時まで経っても雨が止まない。
雨が降る日は君が僕の前に来る日。
今日も雨が降ってくるのを僕は冷たい石の上から君を眺めてる。
最初はこの雨と白色の花も嬉しかった。
でも、雨がずっと続くと嫌になる。
そろそろいい加減に晴れてくれないかな。
僕だってこの雨は仕方ないとは思う。
でも、一年間もずっとこの雨は降り続けてる。
『ねぇ、君、いい加減に空を見てみなよ』
一応君に語りかけてみる。
けれど君は僕に気づかない。
僕の言葉は決して君には届かない。
「ねぇ、なんで私を庇って一人だけでいっちゃうの?
私も一緒に連れていってほしかった」
今日も君は僕の名前が刻んである石の前で泣き崩れている。
『あぁ、いつになったらこの雨は止むのかね』
今日も僕は雨が止むのを諦めて、どこまでも続く青空を眺めるしかなかった。
特別な存在
私の初めての愛はあなたの形だった。
夢でもいいから会いたいよ。
泣かないよ
子供の頃泣き虫でした。
ちょっとしたことで涙が出てました。
今思えば、言語化できないから泣いて感情を表に出してたんだと思います。
年の近い子から揶揄われ、大人から叱られました。
最初こそ泣いていましたが、泣けば泣くほど悪循環だと気づいたら泣けなくなりました。
泣かなくなれば、皆から成長したねって褒められ嬉しかった。
でも骨が折れても、大切な人が居なくなっても泣かなくなりました。
周りはあんなに泣くなと言ってたのに、泣けなくなった
自分を見て今度は薄情やら気味が悪いと言いました。
泣かないことが正解だと思ってました。でも、どうやら極端なのは良くなかったのだと思います。
大人になった今はポーカーフェイスが上手くなったので社会で生きていく上では便利です。
適度に嘘泣きもできるようになりました。
泣かないことが正解とも限らないようですから。
でも大人になった自分より、昔の子供の頃の自分の方が、よく笑って、よく泣いて実に人間らしかった…
今は他の人を模倣して毎日を生きている。
真似して学習して、我ながら出来の悪いAIみたいです。
私は泣かないよ。でも本当はもう泣き方が分からないよ。
怖がり
優しくされるのが怖い。
価値の無い自分に優しくしないで欲しい。
優しさには何か理由があると思う。
AIに聞いた。
何故優しくするのか?と。
AIはあなたが優しくしてくれる人にとって大事な存在だからって答えた。
分からない。だって所詮他人。
家族だって血は近い存在だけど、別個体。
優しくするメリットって価値があるか、ないかだと思う。
だから優しくしないでほしい。
優しさが無くなった時が怖いから。
頼むから優しくしないで、放って置いてほしい。
何も期待されたくも無いし、期待したくも無い。
君は今
君は今幸せですか?
君が幸せだと私は嬉しいです。
幸せじゃなくても、とりあえず生きてください。
生きてれば良いことも悪いこともあります。
幸せじゃないなら後は幸せになるだけです。
私は君に幸せがたくさん訪れることを願ってます。
たくさん笑って、いっぱい食べて、怒って泣いて
そして満足して死んでほしいです。
誰かに看取られるのもいい。
看取られなくても君が満足ならそれは幸せだと思います。
私は人にとって忌み嫌う存在でしょう。
でも、君たちのことが大好きなんですよ。
それでは、ごきげんよう。