まる子

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5/3/2024, 7:30:24 AM

「またどこ行くんだよ」
「別に、、、」私はプイッとそっぽを向いた
「別にって、、、」
「あなたには関係ないから」
私は力強くドアを閉めた
別に貴方が嫌いな訳じゃない
だからって喧嘩したわけでもない
ただ、優しくするあなたが嫌い
「バカ」とか言って結局は助けてくれるあなた
だけど、あなたは私のような目では見つめてくれない
ただ、目の前に浮かぶ私より
あなたの片隅にひっそりといる彼女が好き
助けられる度にドキッとする感情と
なんとも言えない運命に脅される
「なんでもない」とそっぽを向ける私に
「変なやつ」と返すあなた
全部嫌い、、、、何が嫌い?
その時ずるっと手足が滑った
海の底に沈むような感覚が体内に走った
もうこれでいいんだと
これでもう終わりなんだと
だけどその時だった
私の手をギュットつかむ何かがいた
冷たい空間で生暖かい温度が伝わた
暖かくて眩しい光
それと同時に慌ただしい声が聞こえた
「おい大丈夫か!!」
朦朧としたなかはっきりとわかった
それは彼だった
「ったく、だから1人で行くなっていったろ! 」
彼は私に肩を寄せる
「待ってろ、今助けて、、、」
その時私は彼の唇を遮った
「、、、何もわかってないのね」
私は悲しくそっぽを向いた


4/28/2024, 4:09:28 PM

刹那
保存用

4/27/2024, 10:44:30 AM

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生きる意味

4/2/2024, 11:02:34 AM

私は、そっと見るのが好き
彼の微笑む姿 悩んでいる姿
真剣に怒っている姿、透き通るような涙をポロポロと流す君
私は、あなたの全てが好き
近寄ったことも話したことも触れたことさえもないけれど
そう、ただじっと後ろの席で眺めているだけ
ただ一つの虚ろな心
私は、誰一人大切な人がいなければ
誰一人大切と思ってくれる子はいない
友達なんかもすぐ他の子に移っちゃうし
おまけに無口で、変わり者で
知ってるよ,だって私面白くないもんね
メンヘラ気質だし、テンション高いし
逆に迷惑だよね
例え、親身になって優しくても
到底誰かの一番にはなれない
駄々、一言でもいい
手を引っ張って、「こっちに来てよ」っていって、あなたは必要なのって教えて
一人だけ暗闇においていかないで
私だって暗闇が好きな訳じゃない
あの、暖かい空間に私も混ぜてよ
別に、一人だって大丈夫と思うこともある
だけど、一人だけ半額シールを張られたみたいでなんだか気にくわない
人数が奇数のクラス ジャンケンで決まる世の中
当たりと外れに別れた人間
私は、全部嫌い
「ねぇ、お母さん今日ね学校でこんなことがあったの、、、」
笑いながら淡々と話す私が嫌い
正直じゃない私が嫌い
我慢する私が嫌い
全部全部全部嫌い
「ねぇ、あなたはどう思う?」

3/24/2024, 3:58:59 PM

ところにより晴れで ところにより雨で
ある日は命が生まれ ある日は命が消える
なんといっても無意味で新鮮で
これで良いんだなと思う
ある人は幸せで ある人は不幸で
あの人は幸せで 私は不幸で
きっと私の心を忘れて 優雅に楽しむ
人に優しい生き方って 自分には優しい?
人に見返りを求めてはいけないと言うけれど
それが正しいの
実際返ってくるの?
誰かが見てる いつか良い日が来る?
そんなの死ぬほど待ってるよ
優しさにまして、虚しさが生まれてくる
周りをみれば結局は一人だって
おしとやかでただ佇む 貴婦人見たいな人形
おとなしくて便利で使い勝手の良い人
ある人は諦めて ある人は幸せそうで
彼女は幸せそうに笑ってて
彼女は晴れで
私だけ
ところにより雨で


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