命が燃え尽きるまで、私はわたしらしく生きること、
人生と言う大きなキャンパスに美しく色鮮やかに書き入れたい
誰かに見られているから、おかしな人に見られるから、男だから、女だから、
もうそんなのいいじゃない。
キャンパスの始まりはみんな自由
人それぞれ描き方が違うキャンパス
個性的でステキでしょう?
誰にも見てもらえないけれど世界にたった一つだけしかない私だけのキャンパス
思いっきり描いて描きまくった人生はどんな感じなのだろうか
そうやって考えるだけでも心が踊る
明日は何をしようか?、平凡な日常をより楽しくするには、、、?って
世界にたった一つだけのキャンパス
あなたも描いてみませんか?
夜明け前、私はため息をつく
「また朝が来たのか」
寝たらすぐに朝が来る
毎日、毎日寝るのが怖かった。
朝襲いかかる両親の声、ボロボロに切り刻まれた上履き
男女の笑い声、水渋きのおと
ヒステリックに叫ぶ教師の声
毎回「志望校は?」と聞いてくるお節介な人
毎日飽きずに私を見下し笑い続けるクラスメイトたち
だから私は、自分自身を守るために不登校になった。
守れるのは自分しかいないんだって
だけど朝、父がこういった
「夜間高校に行かないか」って
あぁ、私の唯一の場所が奪われる
私は、優雅に揺れるカーテンと共に空へと飛び出した。激しい痛みと共に幸福感であふれでていった。
もうなにもしなくていい、見えない未来を見なくていい、いたずらを受けなくていい、もう可能性を見いださなくていい。
彼女の体からしみ出た真っ赤に染まった紅血は彼女を優しく取り囲むように延々んと広がっていった。
バイバイ
僕は、母を殺した。
理由は単純にただ殺したかっただけ
ねぇ母さんあの日を覚えてる?
僕を殴って「死ね」って言ったこと。
あれ、すごく痛かったんだよ?
お母さんはのうのうと生きて、自分はこんなに苦しむって少し不公平なんじゃないかな?
僕はその日までどんなことにも耐えた。蹴りも、殴りも、痛々しい暴言も
「あんたなんか生まなきゃよかった」
この言葉を聞いたとき僕はどう思ったか考えたことがある?
僕は、おもいっきり母の中核に向かって刃を向けた。
そうすると母が苦しそうにあがきもがいた。
刃先がどんどん真っ赤に染まっていく。
「ハハッ」そう呟くと同時に
母が蚊が泣くような声で言った
「ごめんね、正ちゃん、ええおかんになれんくて、ちゃんと愛してあげれんくて、ほんまにごめんなぁ、うちの分までちゃんと幸せになるんやで」母はそうやって安らかに息を引き取った。
その時にはもう涙が流れ始めていた。
真っ赤に染まった刃物が涙によって薄れていく。
「正ちゃんはうちの一生の宝物や」
あぁ、あの頃の母ちゃんや
お題「喪失感?」