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4/4/2026, 12:41:20 PM

『それでいい』
「あら、お父さん。ペンキ塗ってるの?」
「あぁ、最近禿げて来たからな。」
ぎゃははっ! ベタァ
「あっ!●●ダメじゃないか!?」
「あははっ、●●ったら…手が真っ赤よ!」
「…手形が着いちゃったな」
「あら、お父さん別にいいじゃない。」
「う〜ん…」
:
:
:
「おじいちゃんなんでこの壁手形着いてるの?」
「…あぁ、これはお前の母さんが着けたんだ。」
「ふーん…もう一度塗り直さないの?」
『いいや、それでいい…それがいいんだ。』
「へへっ、おじいちゃんらしいね」

4/3/2026, 12:55:37 PM

『1つだけ』
…ねぇ、本当に別れるの。
__そ…っか。わかった。
今までありがとうね。
<…●●●。
大丈夫ッ…気にしなッ…
…分かってる。別に好きな子が出来たんでしょぉ?
ねぇ…こたえてよぉ…
<●●●

●●●だけじゃもう分からないってばぁ…。
最後にッ一つだけ…いぃ?
今までありがと…『彼女』さん…大切にしてあげてね…






4/2/2026, 12:47:20 PM

『大切なもの』
卒業式の日。僕は校門の前に咲いてる桜を見つめていた。
『なぁ、何ボケっとしてるんだよ?式始まっちゃうぞ!』
あぁ、ごめん。今行く。そう幼なじみに向かってそう呟いた。
『…今日でお別れだなぁ笑。お前は神奈川の進学校だっけ?いいなぁ。』
僕は苦笑しながら話を聞いていた。
時間は早くすぎるもので、式が始まる。
僕らは最後の校歌を歌った。 …今更だが、校歌を歌うのにこんな心を込めたのは3年間でこの日だけだろう。
__卒業証書が渡される。僕の名前が呼ばれた。

<●● ●●
はい。と精一杯の声で返事をする。
体育館上に響き渡った声。不思議と恥ずかしさは無かった。

学年全員に渡し終え3年生の別れの言葉と合唱。
旅立ちの日に__歌う中で少し泣いたのは僕だけの秘密だ。

全校合唱が始まる。『大切なもの』と言う歌だった。
―大切なものに気づかない僕がいた。―
そのフレーズが僕の心の中にずっと残っていた。
今までその理由がずっとわからなかったが、
今。分かった気がする。

もう学校に来ることはないという事実、誰もいない教室、体育祭、委員会、部活…
今までの思い出と経験、そして仲間との別れ。当たり前が崩れていくのを今嫌という程、痛感した。
式が終わり、校舎を見上げる

僕の、『大切なもの』は___

4/1/2026, 12:40:39 PM

お題『エイプリルフール』

私はボカロが好きだ。自分の気持ちや人生を代わりに歌で救ってくれるような気がするからだ。
そんな私が一番好きな子は嘘から生まれたボーカロイド。
今日はあの子の誕生日。曲をいっぱい聞いて、グッツと共にお祝いをした。
…あの子は喜んでくれただろうか。
ふとそんな考えが脳裏に過ぎる。
私にとって最大のお祝いをしたつもりだ。
おめでとう、テトちゃん。