“夢見る心”
Curiosity killed the cat.
...but satisfaction brought it back.
好奇心は猫をも殺す。
…しかし満足がそれを生き返らせた。
9つの命があるといわれる猫でさえ、
強すぎる好奇心に殺されてしまう。
だが、危険を冒してでも
探求、納得することには価値があるということ。
理想を語るだけではただの無能だ。
夢想家は結局脳内で完結してしまうからだ。
その理想にいかに近づけるか、
そこにその人の能力が問われるのだ。
ひとつ叶えばまたひとつ叶うと思ってしまう。
他人の気持ちなんて分かるはずがない。
だから自分を酷使してでもその理想を追い求める。
きっとそれでは現実を過剰に理解してしまい、
理想が到底無理な話なのだと気づいてしまう。
希望に満ち溢れていた理想が
現実味を帯びて塗り替えられていく。
大人になるとはそういうことだ。
歳をとって理想をつまらなくした人間の成れの果てだ。
“届かぬ想い”
何万とある愛の言葉、
それら全てを私が生み出せたら良かった。
しょうもない承認欲求を抱えている人間は
出来もしないことを掲げるものだ。
ずっと好きだった夢がある。
でもそれは好き、だけで収まってしまった。
得意になろうともしなかった。
新しく得意なものができた。
でもそれに気づくのが遅すぎた。
何もかも捨てて一直線に走れるほど
時間は残されていない。
何度も何度も折れて挫折してなお進む。
その先に何も無くても進むしか無かった。
はるか後ろにあったはずの
避難場所さえ見えなくなっていた。
“神様へ”
幸せになりたい。
愛されてみたい。
皆と同じになりたい。
今この瞬間叶ったとして辛くなるだけのもの。
いっそ死んでしまえたら良かった。
生まれ直せたのなら良かった。
祝う日も呪う日に変わった。
他人を傷つける勇気もなければ
自分を傷つける度胸もないつまらない人間。
幸せな人を見て嫉妬に駆られる。
不幸な人を見て下らない同情に涙を流す。
自分を表す言葉が無いと安心できない。
結局何も分からないまま眠るのだ。
“快晴”
心頭滅却心身統一
一矢放てば花が咲く。
ぴんと張った糸と己が見える。
目の前の目標は目の前ではなかった。
汗が垂れること
瞬きをすること
全てが分かる。
高く音を鳴らし矢は跳んだ。
“言葉にできない”
身勝手に生きてきた。
恥を恥だと思わず息を吸った。
面倒をかけてばかりの人生は当たり前だった。
上に立つ者は下の者に指示さえ飛ばせばいい。
下の者は上の者の命令でしか動けない。
自分以外動いていた。
縛られるように働いていた。
動かなくてもいいのではないか。
堕落して怠惰を貪る。
全てリセットしてやり直したい。
私は何もしないけれど。
誰かが私のために動いてくれればいい。