夏子

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7/27/2025, 1:11:02 PM

田舎暮らしだった私が
真夏にする事と言えば川遊び…

兄3人の末っ子の私は、
いつも後ろから兄たちの背中を追った

家から少し離れた川に毎日のように
通って、最初は浅瀬…

けれど、兄たちについて移動して行くと
最終は滝つぼ近くのギリギリに着く

年の離れた3人は、次から次と滝つぼに
飛び込んでは石垣を上がり、また飛び込んで…を繰り返し何時間も遊んでいた

わずか3歳位の私はさすがに滝つぼに
飛び込む勇気はなかった

手前の浅瀬で石を動かし、捕れもしない
川魚を何時間も見つけては見失い…

あっと言う間に時間は過ぎて
今日、数十年ぶりに川遊びに行った

もうすでに孫をみる年になった
しかし、果敢にも水着を来て川に入って
流れに身を任せ流されてみた…

フラッシュバックとはこの事か…
川遊びを体が覚えていた

「何だか板についてるよね…」と娘

魚を眺め、カエルを手に乗せた私は
わずか3歳の私にかえっていた

不思議な感覚を感じながら、大自然の
中でひとときを過ごす時間は、昔も今も
私の人生のオアシスだったと改めて
振り返る貴重な1日であった…

7/26/2025, 10:25:37 PM

意地っ張りな私は人前では
絶対に泣かない…

長い人生…

何度かトイレに隠れて泣いた

私の毎週のルーティンは
施設に居る93歳の母親に会いに行く事だ

大腿骨を折ってから施設に入り早、6年目
段々…段々と薄皮をはぐように弱くなる

今は、ギリギリ何とか自分の事が出来ているが、食欲もなくバランス食のドリンクを
飲むのがやっと…

「なかなか死ななくてゴメンね」

滑舌も悪くなった母親が、小さなメモに
手を震わせながら書く…

「娘に甘えないでどうするのよ」と…
ちょっとおどけて返す私だが、何もして
あげられない歯がゆさに気分が滅入る

「また、来週ね!」

明るく笑って握手をして1人エレベーターに乗り込むとふと我に返り、そう遠くない
別れを思い涙が溢れてくる…

5…4…3…2…そろそろ1階だ

涙の跡を気付かれないように
意地っ張りで可愛くない私は…

「よし!行こう!」

誰しもが通る道を1分1秒 噛み締めながら
頑張って生きながらえている母を想い
精一杯今日も自分の人生を生きよう

それが一番の親孝行だと思うから…

7/19/2025, 10:51:01 PM

暑い日になりそうです。

本日は、日本が大きく飛ぶ瞬間が
見られるかもしれません

この半月…

沢山の選挙報道を見てきました
沢山の、個人演説をYouTubeで
見ました…

時に、涙を拭いながら頷きました
生の街頭演説にも行きました

今、日本はじ〜っと座り込み
希望も持たず、そして見えず…

「誰が政治をやっても変わらない」
「私の、一票なんて……」

どうせダメだ…30年ずっと気づかないで
飼いならされてきた

ホントは、ずっと苦しかったはずなのに…

けれど、今回だけは世の中の人々たちの
熱い流れを肌で感じています

選挙の一票を金額に換算すると
数百万の価値があるそうです…

それ以外に、長い人生を思うと金銭に
変えられない大切な大切な一票です

私は必ず選挙に行きます…
あなたも大切な一票を必ず使って下さい

そして、みんなで明るい未来に向かって
一緒に飛べる1日にしましょう。

6/13/2025, 10:21:22 PM

人生を音に例えるとしたら…

静けさの中からの目覚め…
そして、ドレミから始まって
基本のハ長調…

毎日、毎日、波乱万丈の時間の中で
色々な経験を積み重ねながら
「君だけのメロディー」を紡ぐ…

アップテンポ·スローテンポ·ラップに…
ハワイアン·民謡·童謡……時にマジで動揺w

周りに飛び交っている果てし無いメロディーを、1つ1つ拾い集めて……

時には、動けなくなる程のアクシデントを
乗り越えて、じっとしていた自分を奮い立たせて、また紡ぐ…

完成はいつ…??

誰にもわからないから今日も歩けるね
どんなメロディーが降りてくるだろう

楽しみでもあり、ドキドキでもある…
さて、1日のスタートを切ろう!

6/6/2025, 4:56:29 AM

舗装されたアスファルトの都会には
水たまりに映る空なんでないだろう

田舎だってそう…

よほどの山間部に行かない限り
道は舗装され、水またりなんてない

私が幼い頃は、台風の過ぎ去った後の
舗装もされていない道端にあちこちと
水たまりが出来ていた

少し余裕のある家の庭園に造られた池から、立派な鯉が流れ出て、ビチビチと浅い水溜まりを跳ねていた…

舗装されてない道端に跳ねる鯉…
走って行っては、しばらく眺めていて
その内に、飼い主が見つけ救助する

あとには、台風一過で晴れた空と太陽で
道は段々と乾き出し、小さくなっていく
水たまり一面に空が映り青く染めた

あぁ〜…

ゆっくり時間が流れていた日々は
どこに消えてしまったんだろうか…

ただ、ただ忙しい毎日を生きながら
昔の思い出に想いをはせる…

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