田舎暮らしだった私が
真夏にする事と言えば川遊び…
兄3人の末っ子の私は、
いつも後ろから兄たちの背中を追った
家から少し離れた川に毎日のように
通って、最初は浅瀬…
けれど、兄たちについて移動して行くと
最終は滝つぼ近くのギリギリに着く
年の離れた3人は、次から次と滝つぼに
飛び込んでは石垣を上がり、また飛び込んで…を繰り返し何時間も遊んでいた
わずか3歳位の私はさすがに滝つぼに
飛び込む勇気はなかった
手前の浅瀬で石を動かし、捕れもしない
川魚を何時間も見つけては見失い…
あっと言う間に時間は過ぎて
今日、数十年ぶりに川遊びに行った
もうすでに孫をみる年になった
しかし、果敢にも水着を来て川に入って
流れに身を任せ流されてみた…
フラッシュバックとはこの事か…
川遊びを体が覚えていた
「何だか板についてるよね…」と娘
魚を眺め、カエルを手に乗せた私は
わずか3歳の私にかえっていた
不思議な感覚を感じながら、大自然の
中でひとときを過ごす時間は、昔も今も
私の人生のオアシスだったと改めて
振り返る貴重な1日であった…
意地っ張りな私は人前では
絶対に泣かない…
長い人生…
何度かトイレに隠れて泣いた
私の毎週のルーティンは
施設に居る93歳の母親に会いに行く事だ
大腿骨を折ってから施設に入り早、6年目
段々…段々と薄皮をはぐように弱くなる
今は、ギリギリ何とか自分の事が出来ているが、食欲もなくバランス食のドリンクを
飲むのがやっと…
「なかなか死ななくてゴメンね」
滑舌も悪くなった母親が、小さなメモに
手を震わせながら書く…
「娘に甘えないでどうするのよ」と…
ちょっとおどけて返す私だが、何もして
あげられない歯がゆさに気分が滅入る
「また、来週ね!」
明るく笑って握手をして1人エレベーターに乗り込むとふと我に返り、そう遠くない
別れを思い涙が溢れてくる…
5…4…3…2…そろそろ1階だ
涙の跡を気付かれないように
意地っ張りで可愛くない私は…
「よし!行こう!」
誰しもが通る道を1分1秒 噛み締めながら
頑張って生きながらえている母を想い
精一杯今日も自分の人生を生きよう
それが一番の親孝行だと思うから…
暑い日になりそうです。
本日は、日本が大きく飛ぶ瞬間が
見られるかもしれません
この半月…
沢山の選挙報道を見てきました
沢山の、個人演説をYouTubeで
見ました…
時に、涙を拭いながら頷きました
生の街頭演説にも行きました
今、日本はじ〜っと座り込み
希望も持たず、そして見えず…
「誰が政治をやっても変わらない」
「私の、一票なんて……」
どうせダメだ…30年ずっと気づかないで
飼いならされてきた
ホントは、ずっと苦しかったはずなのに…
けれど、今回だけは世の中の人々たちの
熱い流れを肌で感じています
選挙の一票を金額に換算すると
数百万の価値があるそうです…
それ以外に、長い人生を思うと金銭に
変えられない大切な大切な一票です
私は必ず選挙に行きます…
あなたも大切な一票を必ず使って下さい
そして、みんなで明るい未来に向かって
一緒に飛べる1日にしましょう。
人生を音に例えるとしたら…
静けさの中からの目覚め…
そして、ドレミから始まって
基本のハ長調…
毎日、毎日、波乱万丈の時間の中で
色々な経験を積み重ねながら
「君だけのメロディー」を紡ぐ…
アップテンポ·スローテンポ·ラップに…
ハワイアン·民謡·童謡……時にマジで動揺w
周りに飛び交っている果てし無いメロディーを、1つ1つ拾い集めて……
時には、動けなくなる程のアクシデントを
乗り越えて、じっとしていた自分を奮い立たせて、また紡ぐ…
完成はいつ…??
誰にもわからないから今日も歩けるね
どんなメロディーが降りてくるだろう
楽しみでもあり、ドキドキでもある…
さて、1日のスタートを切ろう!
舗装されたアスファルトの都会には
水たまりに映る空なんでないだろう
田舎だってそう…
よほどの山間部に行かない限り
道は舗装され、水またりなんてない
私が幼い頃は、台風の過ぎ去った後の
舗装もされていない道端にあちこちと
水たまりが出来ていた
少し余裕のある家の庭園に造られた池から、立派な鯉が流れ出て、ビチビチと浅い水溜まりを跳ねていた…
舗装されてない道端に跳ねる鯉…
走って行っては、しばらく眺めていて
その内に、飼い主が見つけ救助する
あとには、台風一過で晴れた空と太陽で
道は段々と乾き出し、小さくなっていく
水たまり一面に空が映り青く染めた
あぁ〜…
ゆっくり時間が流れていた日々は
どこに消えてしまったんだろうか…
ただ、ただ忙しい毎日を生きながら
昔の思い出に想いをはせる…