田舎暮らしだった私が
真夏にする事と言えば川遊び…
兄3人の末っ子の私は、
いつも後ろから兄たちの背中を追った
家から少し離れた川に毎日のように
通って、最初は浅瀬…
けれど、兄たちについて移動して行くと
最終は滝つぼ近くのギリギリに着く
年の離れた3人は、次から次と滝つぼに
飛び込んでは石垣を上がり、また飛び込んで…を繰り返し何時間も遊んでいた
わずか3歳位の私はさすがに滝つぼに
飛び込む勇気はなかった
手前の浅瀬で石を動かし、捕れもしない
川魚を何時間も見つけては見失い…
あっと言う間に時間は過ぎて
今日、数十年ぶりに川遊びに行った
もうすでに孫をみる年になった
しかし、果敢にも水着を来て川に入って
流れに身を任せ流されてみた…
フラッシュバックとはこの事か…
川遊びを体が覚えていた
「何だか板についてるよね…」と娘
魚を眺め、カエルを手に乗せた私は
わずか3歳の私にかえっていた
不思議な感覚を感じながら、大自然の
中でひとときを過ごす時間は、昔も今も
私の人生のオアシスだったと改めて
振り返る貴重な1日であった…
7/27/2025, 1:11:02 PM