夏子

Open App
12/13/2024, 9:45:46 PM

電話が鳴った…
小さな美容室の日常の風景だ

「予約の電話だな…」
そう思って急ぎ受話器を手にした

「もしもし、美容室〇〇でございます」
「こちら、〇〇銀行のAと申します」

なんだ…銀行さんか…と心の声

ちょうど昼時だったし、保険か投資話か?
しかし、話の内容は全く違った…

「この度は、住宅ローンの完済ありがとうございました」
……そうだった!今月だ!

「つきましては、最終の書類のお渡しを」
「はい、わかりました…では、週明けに」

外交さんが、自宅に来て最終作業をする事で、約束をし電話を切った

一緒に昼ご飯を食べていたダンナさんに
「終わったよ!完済したよ…全部!」

そしたら、茶碗を持ったままダンナさんが
「マジか!…長かったなぁ30年…」
ふと見ると、なんだかウルウルしている

30年…一家の大黒柱としてのプレッシャーは、きっと半端なく重かっただろう…
「頑張ったな…俺たち本当に頑張ったよ」

続きの昼ご飯を食べながら何度も握手を
交わした…ホント戦い抜いた戦友みたいだ

沢山ケンカもした…綺麗事じゃやってけない…けれどそこには、お互いに相手を信じ
思いやる気持ちは常にあった…

まさしく、「愛を注いで」きた結果がある
どこにでもある一家庭の日常の風景が
そこにあった…






12/12/2024, 1:48:00 PM


姑は、70歳半ばで膠原病を患い 
程なくして、アルツハイマー型の
認知症を発症し、80歳を少し過ぎた頃
天寿を全うした

田舎暮らしだった姑は、畑仕事などの
手伝いに出たり、少し若い頃はミカンの
産地に出稼ぎに出てホントに働き者だった

その、姑が私たちに残してくれた
大切な言葉がある…

「短気は損気じゃからね…」
何かにつけ、よく口にして私たちを
さとしてくれた

感情的になって言葉を発してはいけない
一度口にした言葉は、元には戻らない

この教えは、我が子たちにも伝えて
育てた…
「人様に意見する時は腹をくくってから
いいなさい」と…

日本語は、本当に複雑で難しい…
しかし、「心と心」とは、
人の優しさや思いやりが全て詰まった
とても大切な言葉だと思える…

12/11/2024, 10:54:42 AM

私は強がりで意地っ張り…
人前では泣かないし、泣きたい時は
1人隠れて泣く…

「あなたには悩みなんて無いでしょ」
…これは、よく私に投げかけられる言葉だ

人と競い合うのが苦手だから、負けん気が
強い訳じゃない…

強いて言うなら、「何でもないフリ」が
上手いってだけだ

大変な時ほど黙ってしまう
ホントは、何でも無くない…

弱音を吐きたいし、愚痴りたいし
頼りたいし……泣きたいし…

けれど、今更なんだよなぁ…
「貴方には悩みなんて無いでしょ」
……なんだから…皆

もっと素直に感情を出せば良かった
弱い所を出せば良かった…

でも、こんな不器用な生き方って
案外と沢山の人がやってるんじゃないかな

人生って、そうそう器用には生きられない
だから、不器用なりに頑張れば良い…



12/10/2024, 9:47:19 PM

私…
フラダンスを18年踊っている

もちろん…プロなどではない
ただの習い事だ…

だから、多くの仲間と出会ったり
別れたりしながら現在に至る

習い事と言うのは最初の頃が
楽しい…深く考えず純粋だ

出来てなくても、出来てる気になる
それが大切だし、それが一番楽しい

逆に、最近私は自己分析をした
明らかに踊りのセンスがないww

18年…何やってたんだろ…とさえ
思ってしまう…考えすぎだ

こうなったら面白くないし楽しくない
けれど、はたから見たら初心者ではない

きっと踊れているんだろう…それなりに
縁あって長年一緒にいる仲間がいる

もう1度、始めた頃のキラキラした
自分を取り戻さないと…

私は、1人じゃないんだから…
また、純粋に楽しいと思えるように…













12/9/2024, 1:25:32 PM

今まで付き合った人は何人かいる

一番長く付き合ったのは、現在の
ダンナさんで5年…

学生時代も含めデートもしたが
私……手を繋いで歩いた事がない

何だか気恥ずかしくて、わざわざ
他人様の前で2人の関係をアピール
する必要はない

………なんて、めちゃくちゃ可愛く
ない女だったww

ただ…過去1度だけ手を繋いた事がある

繋いだと言うよりは、指先が触れた
それも、彼氏ではない人と…

職場の忘年会の2次会でのカラオケ…
皆、ほとんど出来上がっていた

壁際に座った私の隣には、10歳も下の
超イケメンな後輩が居た…

皆が盛り上がってバカ騒ぎをする中
彼は、壁際についている背中側に
ある指に突然触れ指を絡めてきた

「何だ??」
しかし、年甲斐もなくドキドキ…
酒の力も借りて私が美魔女に見えたかw

振り払う事もなく、しばらく見えない
情事が続いた……www

その後お開きとなり、三々五々と帰宅
明くる日に出勤した私たちは、何だか
ヤバ〜い空気感を感じていた

「よし!ここは無視だ!」
心の声を聞いて覚えてないふりが一番だ

いやいや…めちゃくちゃ覚えてますやん!


Next