みー

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9/18/2022, 10:26:48 AM

お題【夜景】

あの日あの時私たちは
別の彼氏 彼女 といた

お互いこの人となら幸せになれる
そう思ってこの夜景を見に来た

あなたとの出会いはたしかその帰り道
私が彼に振られて泣いてた時だよね
あなたはその時の彼女さんと
笑いながら帰っていたよね

それを神様は私たちを出会わせようと
彼女さんのハンカチを落としてくれたよね
それを私は拾って彼女さんに渡した時
あなたはすんごい素敵な笑顔で
『ありがとう』そう言ってくれたよね
彼女さんもいい人でさ
『ありがとう、どうして泣いてるの?』
って私の話を時間なんか
気にせず聞いてくれたよね

その数日後あなたからLINEが来た
あの日LINE交換してまで話してたよね
【久しぶり。彼女が話したいってさ
〇〇公園で会おうよ!】って
私はその時からあなたの事
好意を持っていたの気づいてる?笑

その数年後LINEを引き継ぎしてから
LINEを開いた時
【久しぶり!元気?】とLINEが来てた
見たことある名前だが無視をしていた
【ごめん、〇〇!】と後で来た
え、だってLINEのトプ画ペア画じゃないし
しかも前のLINE…
友だち一覧には前のあなたのLINEはなかった
【彼女と別れてさ、LINE変えたんだ】
そしてその日から毎日のように
電話やLINEを繰り返した

初めて出会った場所 初めて会った日に
そこで久しぶりに会うことになった
初めての彼からの提案だった
何だろう。そうおもって向かって着いた時
彼は後ろで何かを持ってソワソワしている

『どうしたの?』と聞いた時
素敵な花束を持って彼はこう言う
「実はさ、初めて会った時
〇〇の笑った顔に惹かれてさ
そこからずっとずっと〇〇のこと考えてて
△△(元カノ)にも怒られてさ」
私は涙目になりながら聞いていた
私に好意を持っていたことにわからなかった
「それでようやく決心ついて
俺と付き合ってください……!!!」
私は涙目になりつつOKした

それから数年後私たちは
この場所で結婚式をあげ そして
3人でまたこの場所に来るからね
家族が増える度に私たちはここに来る
そう決めて幸せを誓った。

9/13/2022, 4:27:49 PM

お題【夜明け前】

アラームが鳴る前に止める目覚まし時計
そしていつも照らしてくれる眩しさで
重い瞼をこすりつつ開けて
『今日も一日がんばろう』そう思う
半分寝ぼけたまま顔を洗い
そして少し起きた状態で朝食とお弁当を…
昨夜の夕飯を少しと朝食の残りを
お弁当に詰め込む。
茶色ばかりだったり、もしくは緑ばかり

そして遅延もない限り普段通りの職場へ
変わらない人 いつも空いてる席

上司に叱られつつ同期からの合コンの誘い
後輩のミスを徹底的に行う
全部作り笑いで誤魔化していく

クタクタで帰る帰り道
美味しそうなおでんの匂い
たまに買って帰りたいそう思うが
家に残っている食材をどうにかする
その思いでひたすら下を見て帰る

真っ暗な家に帰ってくる
以前までは明かりがついていたのに
今となっては真っ暗だ
疲れて廊下に倒れるかのように寝転ぶ
思い浮かぶのは彼女だった

『おかえりなさい!ご飯にする?
お風呂?それとも わ た し?笑』
耳にタコができるぐらい聞いたこのセリフ
今となっては思い出だ
アイツは俺の知らないところで幸せなのかな
思い返すと時間がもったいないから

とりあえず水分をと冷蔵庫の目の前まで向かう
冷蔵庫を開けると、色んな作り置き
野菜炒め 肉じゃが 青椒肉絲
全部俺の好きな物ばかり

『ねぇ〜ピーマンも食べなよー』
『じゃがいも大っきいかも!笑』
『この、ピーマンは食べるのよね…』

思い返すと沢山思い出がある
気づいたら風呂も入らずご飯も食べず
夜明けまで来てしまった
明日も早いのに……と思いつつ
作り置きのご飯を食べて風呂に入って
少し仮眠を取りまた日常を繰り返す

日常で変わったのは
彼女が居なくなったこと。
この世から去ってから48日
もう大丈夫だよ。って言えぬまま
48日になってしまった

8/30/2022, 2:53:35 PM

お題【香水】

香水って色んなのがあるよね
この香水とあの香水合わせると
とてもいい匂いだとか
単独だけでもいい匂いなんだとか
あの人を思い出したりするんだとか

だけどキミは
香水なんて一欠片もかけていなかったよね
これいい匂いだよね
そう話しかけても、うん。と答えるだけ
一緒にオソロでつけようよ
そう言っても話を逸らされる

そんなある日突然キミは
『ねえ、これ付けてみてよ』
そう言って渡されたのは香水だった
これどうしたの?と聞いても答えてくれず
その香水を付けてその日を過ごした

その匂いの感想を言いたくて
LINEをしようとした。が
そのタイミングで友人からの電話
久しぶりの友人だしと、電話を出て
軽く2.3時間は電話をしていた
その時に友人に聞いてみた
香水に何一つ興味がなかったのを
突然プレゼントされた。意味はあるのか と
友人は笑いながら言う

【きっとお別れを示してるんだよ】 と

意味がわからず何度も聞き返すと
笑いは消えどこか寂しげに言う

匂いって1番その人を思い出す能力がある
たとえ知らない街で匂いを嗅いでも
あっ あの人の匂い と思い出すこともある
だからきっとあまり思い出して欲しくない
そういう気持ちも含めて
プレゼントをしたんじゃないかと言っていた
話の途中で電話を切り、キミに電話をかけた

1コール……2コール
いつもこの辺りで出るのに……!

『はい』繋がった
「今何してる。どこにいる」と言うと
『今は特に何も、どしたの?笑』
いつものキミだった
「今から逢いに行く」そう言って
繋げたままポケットへ
途中で泣いてるのが分かった
会ったら聞こう。そう思い急いだ

会った時今まで以上に泣いていたキミを
今まで以上に抱き寄せた

大丈夫だよ、大丈夫。

話の続きは
別れを示しているが貴方のこと1番大事にしてる
だから思い出した時悲しい思い出ではなく
楽しい思い出になっていて欲しい
そう伝えたかったのである

8/28/2022, 2:06:13 PM

お題【突然の君の訪問】

何気ない毎日に突然元カノと
最後に一緒に撮った写真
それが突然落ちてきた
きちんと想い出としてしまってたのに
突然出てくるなんて有り得ない
家族に聞いてもある場所が分からないし
自分がきちんとしまってないんじゃないか
そう言われてしまった

その時時間が押していたので
しまうことを忘れてでかけてしまった

その時は渋滞に巻き込まれて
職場でこっぴどく叱られて
上司からの飲み会の誘い
同期が結婚するという連絡
後輩がやらかしそれの謝罪
過去以上に忙しく感じた

立てかけてある写真にただいまと
告げようとした時 あの時戻してなかった
そう思ってふと見るときちんと、戻っていた
家族に伝えたら
部屋に入っていない。元々あったのでは
貴方いつも見てるからわかるでしょう
そう言われ少し肌寒く感じた

朝しまい忘れたのは
立てかけてある写真では無いが
行く時に行ってきます。を伝えていない
その時その場には無かったはずだ

なのにどうして…?

お ツカ レ さま

どこからか声が聞こえた。
しかも聞いたことがある声だった

『おつかれさま!』と次はハッキリと
元カノだった

『また浮かない顔してどしたのさ笑
今日朝来たのわかってる?笑 もー本当に
あれからビビりは少し治ったかなーと思ったのに
家族とかに聞いたりなんかしちゃってさ
飲み会とか行ったりして、前より減ってない?
上司に嫌われるぞ?笑 同期も結婚か…
あの人とあの子は意外だったね!笑
私達もいつか結婚できると思ったのに
後輩がやらかしたのは貴方のせいじゃないよ
いつも自分のせいって責めるけど全然違うからね』

私は貴方の笑顔に惹かれたんだ
毎日挨拶してくれるあの時の笑顔

そう言って元カノはどこか行った
机には俺の好きな飲み物やスイーツ
買ってきた覚えないのに…
でもこれは家族に聞かなかった
元カノからのサプライズ。そう捉えた

気づいたら49日過ぎようとしてたんだね
ありがとう、また来てね
その時俺は頑張ってビビりを無くしとくから

『待ってるよ』

8/10/2022, 5:47:30 PM

お題【終点】

何も変わらない毎日に
お互い何も知らない二人が出会い
恋という名の花が芽生えて
時には枯れてしまいそうになり
それを周りの優しさが2人を支えてくれて
お互い疑いもしつつ信頼が大きくなって
気づいたら疑いが無くなって

2人が結ばれて
2人の間に生命が宿ってくれた時
2人の今まで以上に好意が強くなった
初めて見た時の顔はシワシワで
でも凄く可愛くて癒されて
気づいたら2人に笑顔の花が咲いていた

少しずつパパやママ
そしてお父さんやお母さん
花びらが少しずつ枯れていき自然の涙が出る

『〇〇しよーね』「はーい!」
『〇〇したの?』「今からするよ」
『〇〇は?』「うるさいな!」
少しずつ反抗が芽生えてきて
成長を見守るのに苦痛を感じていても
久しぶりに笑顔を見た時
まだ頑張れる。そう思えた

おはようが増えて
おやすみが減った
行ってらっしゃいが増えて
ただいまが減った

キャリーケースに大きいバッグ
イヤホンを片耳にしつつ
『じゃあ行ってきます』久しぶりに
行ってきますを聞いた時自然と涙が出た

部屋がひとつ空き何故か寂しくなる毎日
電話の音が鳴り響く度に
何度も笑みを浮かべる
久しぶりに聞く声 楽しそうな笑い声
時には疲れてる時の声 今にも泣きそうな声
そばにいる時は何も感じなかったけれど
遠くにいるからこそ感じるものがある

気づいたら1人になっていて
たまに3人でやってくるわが子
チーンとなる度に振り返る
あの日あの時出会っていなければ
今の私たちはいない

そして段々と瞼が重くなり
気づいたらもう終点だ
お疲れ様自分 頼んだよ、子供たち

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