風人

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3/10/2024, 1:55:09 PM

僕の両親は、僕が小さかった頃、
時々、喧嘩していた。
ガラスやコップが割れたり、頬を叩く音がした。

怖かった。

怒鳴り声も、父親の姿も。
なんで、そんなに怒るのか分からなかった。

貧しさも、きっと一つの大きな要因だったと、
今なら、よくわかる。
愛とか平和とか、身近な恐怖の記憶を辿ると
遠くに感じる。
僕は今、きっと愛と平和は守られているが、
いつ、壊れるかは、わからない。
ただ、一つだけ確かなことは、
両親の同じ姿にはならないようにできると思う。

3/9/2024, 1:19:08 PM

僕にとって、きっとあの人は特別だった。
ほんの数回しか、会わなかったけど
あの人に会えると、うれしかった。

たった、1時間弱、ほんのひとときが
僕には、大切な時だった。

今は、もう、どこにいるかさえわからないけど

ずっと忘れられない人。
好きという言葉を交わすことなく、
抱きしめ合った。
過ぎ去った日々は、二度と戻らない。
今は、思い出の中で時々、淡い偽りを抱きしめてみる。

3/8/2024, 2:45:55 PM

お金では買えないものが、
やっぱりお金より大事なもの。

お金に換えられないモノも。

僕は、そう思う。

身近な人、いつもそばにあるモノ、
今まで作り上げてきたモノ。

ちっぽけなモノも沢山あるけど、
すぐには捨てられない。無くせない。
失いたくない。
いつか、カタチがなくなってしまうかもしれないけど、
お金とは、違う。
僕は、お金持ちではないから、強く思う。

3/7/2024, 3:09:28 PM

夜中、車であなたの元へ一人、走った。
僕は、ずっと、あなたのことばかり考えてた。

フロントガラスの端に、月が浮かんで、
僕と一緒に、ずっと付いてきた。

星はあまり目立たずに、月がぽっかり

あなたに、ただ、会いたくて。
月夜に、二人、やっと会えても、
望まない朝がやってきて、それぞれ、
僕らは、別れた。

3/6/2024, 1:03:00 PM

十数年前に、初めて会ったあなたと、
今日も一緒にいた。
僕は、こんなに長く、一人の人と共に
過ごすなんて、思ってなかった。

正直、恋愛も結婚も、人にすすめられたまま。
自然に誰かを本気で、一緒にいつまでもいたいなんて、思う僕ではなかった。

でも、あなたと知り合って、子供も生まれて
家族が増えて、幸せってこうなんだ、って。
日中、家族の誰かのことをずっと考える。
僕のことも、考えてもらってる。
キズナって、そういうものかな?
わからないけど、確かにつながってる。

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