朝外出たら書く

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1/29/2025, 10:57:00 PM

草むらをかき分けながら休める場所を探す。
正直なところどこで寝てもあまり変わらない。
でも、目を閉じたら風のせせらぎを感じ、目を開ければ一輪一輪輝かしいほどの花達が歓迎してくれるところの方が良い。
森をぬけて丘の上にまできてしまった。
暁の光を目の当たりにする。振り返ると日陰がまるで闇のように暗く、戻ったらもうダメだと直感でわかる。
私は仕方なく丘の上で大の字になり寝転ぶ。
本来ならバリゲートのようなものを作るのが鉄則だが、私にはもうその気力がなかった。
目を閉じたら優しい夜風を感じる。
目を開ければ空にキラキラと輝く星が歓迎してくれていた。
あたりはすっかり暗くなってしまったが、月と星がこの丘だけは優しく照らしてくれた。
次に目が覚めたらキラキラと輝く星が歓迎してくれる場所を探すだろう。

:日陰

1/20/2025, 10:42:16 PM

明日に向かって歩く、でも今日くらいは立ち止まって過去を思い出すのも良いんじゃないかな

:明日に向かって歩く、でも

1/16/2025, 10:50:43 PM

冬になるとつららから透明な涙を流す。
鳥が涙を拭く。でも、朝が来るとなく。

:透明な涙

1/15/2025, 10:50:18 PM

私は家事を怠らない。私は勉学も怠らない。
あなたの役に立てるかもしれないことならなんでもやった。
あなたのもとへ行き、幼い頃渡された手紙の約束を果たしてもらうため。

:あなたのもとへ

1/14/2025, 10:54:43 PM

ため息をつく。嫌なことがあるとついしてしまう悪い癖。
目の前に小さな雲ができる。手に向かって今度はそっと息をはいてみる。
手があったまる。白い息は雪のようにとける。心も少しあったまった気がする。

:そっと

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