「今日の心模様は?」
不意に彼女が言った。
なぜそんな事を言い出したのかは
今に始まった事ではない!
僕はすぐに答えた。
「荒れ模様」
「そうなんだ!
そんな顔してないけど…」
「キミが他の男と会ってるのを
見たんだ」
「……そっか!」
彼女の顔が青ざめた。
「最後に…
キミの今日の心模様は?」
「えっと…
ゲリラ豪雨かな…ごめんね」
彼女が去った後…見上げると
雲ひとつない快晴が広がっていた。
お題『今日の心模様』
「明日ヒマ?」
アオイからLINEがきた。
LINE交換した時以来
ずっとLINEなんてなかったから
スゲー焦る!
たとえ間違いだったとしても
それでも嬉しい!!
心臓バクバクしながら
震える指でなんとか返信する。
「ヒマだけど何?」
すぐに既読はついたけど…
返信が5分経っても返ってこない!!
オレの返信変だった?
そして10分後
「ごめん!
ナオキだったの
間違えた!!」
本当に間違いかよ(泣)
「ドジだなぁ
誰と間違えたの?」
「リンと間違えた!
でもナオキがヒマなら
映画どお?」
お題『たとえ間違いだったとしても』
「美しい…」
カメラのファインダー越しに
見える新緑から落ちる雫に
思わず声が出た。
キラキラ光る
丸い粒
こんなにも世界は美しいのか…
こんなに美しい世界を
どうして人は壊そうとするのか?
戦争なんて虚しいだけなのに…
僕は明日一眼レフではなく
銃を持って戦いに行く。
祖国のために。
お題『雫』
「何もいらない
アナタの愛だけが欲しいの!
なのにどうしてダメなの?」
そう言って彼女は
泣きながら店を出て行った。
ひとり残された僕は
ポツリと呟いた。
「何もいらない?
キミはお金持ちの家に生まれ
何不自由なく育ったから
そんな事が言えるんだ!」
すっかり冷めてしまった
コーヒーを一口飲んで…
「僕は本当に
何も持ってないのに
なのにキミは愛まで手にするなんて
贅沢過ぎるよ」
お題『何もいらない』
もしも未来を見れるなら…
「昔のオレなら
競馬やロト7の当たりを知って
億万長者になる…だったたろう」
「今は違うの?」
「今は馬鹿みたいなこの戦争が
いつ終わるのか!
ただそれだけが知りたいんだ」
お題『もしも未来を見れるなら』