僕は発明家だ。
タイムマシンの研究をしている。
タイムマシンの名前は
過去と未来を結びつけるもの
ということでリボンと名付けた。
ちなみに名前がリボンだから
タイムマシンのボディはピンク色だ。
見た目は可愛いが
最先端の技術で作られている。
では今から過去に行ってみる。
なぜって…このアイデアは
過去に行ったリボンを
過去の僕が見たことで
開発することができた。
つまり
僕は昔からタイムマシンを
作ることを決められていたんだ。
本当はタイムマシンを作るより
ケーキを作るパテシエに
なりたかったんだけどね。
未来を決められてるって
残酷だよ。
お題『時を結ぶリボン』
この子は私がいないとダメ。
忙しい日々で…
そう思いこんでいた。
「ママ これあげる」
小さな手のひらに
何を折ったかわからない折り紙
「ありがとう」
与えるばかりだと思っていた私
バカだな…
こんなに贈り物をもらっているのに。
お題『手のひらの贈り物』
君を愛してる
心から
しかし
心の片隅で
君を100%信じることができない
だから君の持ち物に
エアタグをこっそりつける
「ねぇ カナコ
毎日 エアタグつけられて
あなたの旦那ウザくない?」
「うふふ そうね…
でも 私の浮気の心配で
自分が浮気するなんてこと
考えもつかないのはありがたいわ」
お題『心の片隅で』
しんしんと雪が積もる時
辺りは静寂に包まれる。
何者にも邪魔されない時間
のように感じる。
明日の朝は
誰も通っていない
雪の上を歩いて
君に会いに行くんだ。
僕の布団の中に
猫が潜り込む。
幸せの中で眠りにつく。
ただ…北国暮らしの
僕としたことが…
雪かきを忘れていた。
お題『雪の静寂』
僕はベストセラー作家になった。
それは君の夢だった。
僕はただ…
君がガンで亡くなるまでの話を
ありのままに書いただけの
才能なんて何もない作家だ。
君が僕に向けた言葉は
僕の本を通して
読者の心に響いたんだ。
「貴方は書き続けて
私は貴方の本の中で輝き続けるから」
君は僕の全てだった。
もう君以外の人に
心を寄せることはない。
熱狂的なファンが許さないだろう。
お題『君が見た夢』