星、夜に光る星

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3/16/2026, 1:28:15 PM

常に何かに怯えている
刺す視線に怯えている

周囲の壁には目がある
常にこちらを見ている
自意識過剰でなくとも
私を過ぎる視線はある

その壁には色相がある
私らしさという青色が
それ越しに私を見れば
青い私を視線は流れる

しかし赤くなった私に
周囲の人の目に止まる
集まって視線が刺さる
紫色に浮いた私を見る

何時もと違う
違わないこれも私だ
何かあったの
何もないは嘘になる

君が心配です
構うな何時も通りだ
相談に乗るよ
見るな見るな見るな

壁にペンキを塗りたい
真っ黒なペンキ一色で
真っ白いのはいけない
直ぐに染まってしまう

付いた色が自分を縛る
そこから浮けなくなる
自ら怖がるようになる
青色以外に染まる事を

常に周囲に怯えている
赤色がばれる日の事を
いっその事自らバレて
壁に血祭りにしようか

その真っ赤なインクで
或いは染め上げようか



題材【怖がり】より
〇眼鏡って嫌ですよね

染まっていく染まっていく
目の前が染まっていく
僕の知らない色に
染まって行く
少しずつ
赤色

3/16/2026, 6:32:07 AM

日が沈んで行く
遠い西の地平線へ
色彩が変わって行く
せめて最後だけと彩る

オレンジ色のカプセルを
ゆっくりと開いた
空は深い藍色へと変わり
移る夜空のドーム

溢れた星の光は遮られず
小さく輝いている
輝きが集まった白い塊が
見上げる目を襲う

...咄嗟に目を閉じた



題材【星が溢れる】より
少し休憩します

3/15/2026, 1:59:52 AM

どうしてそんなにも
穏やかで居られるのですか?

私には、分からない
一体貴方が四六時中
何を考えているのか

私には、分かれない
貴方の心の作りとか
私のと違う気がする

春の匂いがしていた
穏やかな春の風があった
暖かな春の日差しがあった

貴方は何時も微笑んでいた

春よ、春よ
優しき春の初まりは
冬を知った故なのか

冬を知ればより一層
春は穏やかになれる
という事でしょうか

冬よ、冬よ
作物も葉もならない
厳しくて虚しい季節

只今この時に必死で
春を見る余裕が無く
寒風に叩かれる私を

貴方は全て経験して
春の優しさを湛えて
その瞳で見ているのだろうか



題材【安らかな瞳】より
最近、二人以上必要な題材が多めですかね...難しいです。

3/13/2026, 7:49:43 AM

君の事を助けたいのに
本当に助けたいだけなのに

不用意に触れれば傷付けてしまう
そんな気がして近付けない

人の悩みを聞くだなんて
そんな器用な事は出来はしない

人の事を助けるだなんて
英雄みたいな事は出来はしない

それでも力になりたいと
思う心が自らを切り裂く...

もしも

もしも僕が器用であったなら
君の悩みを聞けたのだろうか?

もしも僕が英雄であったなら
君の事を助けられたのだろうか?

そんな疑問を何遍も繰り返す間に
夕日と共に君は家に帰ってしまった



題材【もっと知りたい】より
こうして見ると、曲の歌詞というのは本当に上手い、と感動します

3/11/2026, 2:50:54 AM

寒い夜に馬を追い
森の中へ迷い込む
 何処も同じ景色の中で
 声は霧雨に消えて行く

青く青く冷え切った
深い森林は掴めない
 馬は在り処を見つけられず
 不器用なままがむしゃらに

幾度同じ景色を見た
在処に収まらず迷う
 辿って来た道は既に忘れ
 再び同じ道を走って行く

在り処
在るべき
在るべき処
在り処在り処在り処在

幾度それを希求し
辿り着こうとも
 馬には場所が分からぬ
 私にも分からぬ

老木が見える
深い傷の付いた木
見覚えが在る気がする
此処は多分もう通った筈だ



題材【愛と平和】より

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