星、夜に光る星

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1/18/2026, 11:47:09 AM

それを
誰にも見られたくはない
誰にも知られたくはない
あぁ!
直ぐに消してしまいたい
破り捨ててしまいたい!
真っ白な油性のペンで
塗り潰してしまいたい

もしそうしてしまう事が
私に赦されるのだとして
もし、もし。
その代償が死、であれば
どんなに楽であろうか...

そして
遂に、私は赦されない...。
溢れる
味のしない冷たい水が一筋
黒色に
塗り潰されて皺の寄る頁に
落ちて
歪んだ形の染みを作るのを
私は、
ただ見る事しか出来ない。

黒色の下に書かれた物を
何より
そこに書かれた私という
人間を
誰にも見られたくはない
絶対に
誰にも知られたくはない

故に私は只、逃げる様に
それを奥深く隠して行く
必死に隠して生きて行く
白い頁だけを周りに見せ
私は大丈夫だと主張する
例え心の中でどう思って
居たとしても。

それがどんなに、
疲れることか...。
赦される事などない
神様はきっと居ない



題材【閉ざされた日記】より

1/18/2026, 8:32:45 AM

スペース確保
下記に、前日の題材


題材【木枯らし】より



凪いだ
浅い湖のような
水面鏡に広がる
赤いコントラストが
何故かもの凄く
綺麗だ

澄んだ
朝の湖のような
水の層に広がる
不透明な靄の波紋が
何故だかとても
美しい

朝日が差し込んでいる
水の表面が凪いでいる
足元の鏡に映っている
僕が、映っている
波紋が絵を描いている
赤い、波紋の靄が

その中心に、佇む木を
隆々と伸びている枝を
縁取る瑞々しい木の葉
緑の瑞々しい木の葉が
木漏れ日を抱きながら
視界の端を横切って、

横切って
倒れて行く

倒れてる、揺れている
自分自身が?
赤く染った水を叩いて
濡れていく、
水と同じ色をした口が
半分見えて

浮かべた凄絶な笑みは
消えていく存在からの
虚しい信号であったが
消え行くと同時に彼は
赤色に水色に調和し、
何故だかとても

綺麗だった



前日題材【美しい】より
パッと思い付いたイメージをやたらに詰め込みました

1/15/2026, 9:06:20 PM

毎日止まない
自問自答
勿論私なんかに
理解出来ない事は
世界に山ほどあって

人に問う
心に問う
神に問う
運命に問う
世界に問う
地球に問う

ある物に疑問を持ち
問いを投げかけて、
自問自答を繰り返す
答えが出ない問いが
一つ一つ降り積もる

毎日降る雪は
山となって
忘れる物は
忘れ
残る物は、
ずっと残る

お母さん
こんな私を
如何して愛してくれるのですか
先生
こんな私に
気をかけるのは仕事故でしょうか
世界
こんな私が
生きている事に価値があるのですか

答えが出る筈もない問い
捻くれた問いばかりが残って
降り積もった雪の山は
今はもう真っ黒です。

前日の題材【どうして】より


ありがとう
 
ふっと軽くなる感覚
ずっと、思っていた事
今更ながらに気付いた事。
 
ずっと
心の中にしまっていたのかもしれない
泥水の様に溜めていたのかもしれない
心のタンクに溢れる程に注がれた水が
苦しくて、ただ苦しくて、溺れていた
そんな事実に今更気付かされる。
 
息をして初めて
息を止めていたことに気付く
心が和らいで初めて
張りつめていたことに気付く
 
だから今、やっと気付いた。
気付けたよ
タンクから泥水を少し流して
初めて気付けた
 
だから、ありがとう
貴方があまりにも優しくて
タンクにはまた
水の層ができたけれどね。

オリジナル題材【澄んだ層】より

1/11/2026, 1:01:23 PM

中途半端な暖かさ
に包まれている。
見放す仕組みが無いのだ
助け合いという名をした
無責任
お節介
そして最後にはポイ。

自分から関わったのに、
手に負えないと分かると
途端に責任を放棄して、
関わるのを辞めるのなら
親切など
心配など
最初から要らないのに。

関わって関わって

中途半端な暖かさ
に包まれたから。
余計な希望を抱かせた後
突然に捨てられた時の、
絶望感
孤独さ
を余計に寒く感じた。



題材【寒さが身に染みて】より

1/10/2026, 1:14:01 AM

日曜日の夕暮れに
何処か何かが足りなくて
もの足りなくて。
沈もうとする日を追って
常に光る日を求む

そう見える

ほんの一時の盛衰
ほんの僅かな光を抱えて
輝く日に追随し、
暗闇で控えめに光っては
すぐに自分も沈む

欠けている

都会特有の忙しい
喧騒に揉まれた後の体で
車窓から見ては、
欠けたその寂しい姿に、
幾許かの親近感を
覚えたりもする。



題材【三日月】より
ここ数日間、感受性が毎日-10%増えている気がします

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