星、夜に光る星

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12/20/2025, 8:23:28 AM

スペース確保です



題材【手のひらの贈り物】より

12/18/2025, 2:21:20 PM

抱き締めて欲しいんだよ
本音を言えば
ぬくもりが欲しいんだよ
本音を言うと

自分で覗いても暗闇な
そんな私の心の片隅で
多分唯一明るみにある
そんな寂しい孤独さよ


が私の心に降っている

が私の心を攫って行く

冷たい冷たい黒の中で
心が求めるのは恐らく
誰かの暖かな応急措置
心を全て照らさずとも

君は無理だ貴方は駄目だ
なら誰が良い
心にぬくもりくれるのは
一体誰なのか

一歩一歩歩き転びながら
夜の雪山歩き
私は誰かを探し求めた。
温めて、と。

題材【心の片隅で】より

12/17/2025, 8:50:42 PM

目が覚めた。すると、
とても静かな夜だつた。
雪灯に目が覚めると言うが、それは本当にそうなのであろう。本当にそうなのだ。
自ら光を発せない、明日には溶けているやうな儚い雪が、光つている。
地に積もりて原となり、一斉に光源と化しているのだ。

だが一概に光源と云うものの、眩しい訳では無かつた。
その光は、月光の優しく冷たい光が更に冷たく優しい雪原にゆっくりと染み渡り、その美しさ故に震えた雪が、堪え切れずに漏らした白い溜め息のやうな光だつた。

穏やかに光つている。
この冷たい世界の季節の中で。
か細く光つているのだ。
この暗い世界の闇の渦の中で。
だから、良いんじゃないか。
暗闇の中での光はよく映える
だから私は目を覚ました。

世界に取り込まれた夢の中から
喧騒に満ち溢れた夢の中から、
静寂な優しい光に触れて開く。
疲れた目前に広がる白い雪灯、
大好きだよと言わせて下さい。
その光で目覚めた夜は幾分か、
穏やかな気持ちになれるから。



題材【雪の静寂】より

12/17/2025, 6:56:48 AM

朝の冷たい空気で
ふと 目が覚める
粉雪が降っている
白い その息遣い
儚くて、只儚くて
今にも泣いてしまいそう

走馬灯の様に映る
君の 虹彩に走る
その淡いビデオは
君が 見たいのか
それとも過去のか
その黒さは拒絶の黒さで

私には言えない何かを
君は独りで抱えている
目から流れる雪解け水
の向こうに走るノイズ
苦しそうに悲しそうに
目の奥に何か走らせる

何かから追われる
常に 何か恐れる
目と同じノイズが
君の 体に見えて
君は急に目の前で
白いノイズとなり消えた



題材【君が見た夢】より

12/15/2025, 12:33:39 PM

本日綺麗に咲きました
今日も沢山咲きました
その花々は色鮮やかに
爛漫に
今日という部屋を飾る
ここの
床中に咲いております

只見て見ぬふりをする
この花が今日限りでも
床の底を隠された私は
床から目を逸らすのだ
たとえ眩しいその花が
真つ黒な底床の薄い膜
でしか無かろうとも。

今日を生き延びること
今日に希望を持つこと
それがこの花々の意味
ピンクと黄色の花弁は
儚く淡いそよ風に乗り
夜の帳と共に降り行く
少しずつ散っていく。

明日の朝にはもう無い
今日綺麗に咲いた花々
明日咲くかは明日次第
もう種は各所に潜んで
貴方の来訪を待ち望む
さて、明日は何の花か
希望か絶望悲しみか。

明日どんな花が咲くか
種子を鷲掴み原に投げ
散る所を見る事はなく
私はすぐ眠りについた



題材【明日への光】より

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