白
純白で 冷たくて
儚くて 柔らかい
スノー
スノー
優しきスノーは
地を覆い尽くし
純白に染め上げ
静かなる虚いを
堰き止めてゐる
永久の世界の様
本当に
貴方は純粋無垢
知らないでせう
地を、虚ろいを
私は今銀世界で
独り立つている
黒ずんだ土足で
独りで
そんな この靴で
貴方を 踏み躙る
黒染め
に
題材【スノー】より
試験が終了しました
試験中な為、1回お休みさせて頂きます
スペース確保
題材【雪原の先へ】より
①
脱出口の見えない
迷路の中で
私は彷徨っている
所々にある灯りが
黒く塗られた迷路の中の
唯一の物であるが
燃えて消えたいと
我が身を近付けようとも
目印に進もうとも
私が近付くとすぐ
呆気なく消えて行くのだ
迷路は再び暗闇に
私はただ短い棒で
細い棒で身体を支える事
しか出来はしない
崩れ落ちる身体を
引つ張る様にズルズルと
這い回つて進んで
消えない灯り求め
暗い迷路を
彷徨つているのだ
②
例えば君が、
支えを求めているのだとして
消えない支えを、必要としているのだとして
もし僕に、それになる資格があるのならば
君が僕に傍にいて欲しいと、思ってくれるのならば
僕は何時までも傍にいよう
何時までも君を支えよう
例え何があったとしても
もし僕達が喧嘩をしたとしても
僕は君の傍を離れないよ
そう言っても、君は信じてはくれないのだろうが
それならば君が信じていいと思えるまで
僕はずっと傍で君を支え続けよう
君が心から笑ってくれる、その日まで
そしてもし君が許してくれるのならば
それからもずっと
君の消えない灯りで居させて下さい。
題材【消えない灯り】より
きらきら光る
お空の星よ。
ここの街並みは
何時も煌めいて
豪華に弾ける光が
眩しく点滅をして
道を照らしている
きらきら光る
お空の星よ。
ここを往く人は
何時も煌めいて
幸せそうな表情で
買った物を抱えて
道を走って往った
きらきら光る
お空の星も。
天からこの街を見て
嬉しそうに楽しそうに
綺麗に瞬いていた。
題材【きらめく街並み】より
夕陽の光で、青く、黄色く、そしてピンク色の水彩絵の具に、綺麗に染まった教室の中。
教師の平坦なオーディオが流れる中で、それは交わされた。丁寧に折られ、厳かに渡される手紙。教師が黒板を見た瞬間に、彼の背後では小さなラムネの泡が湧いた。彼が振り返ると、弾けて消える。甘いラムネの香りを残して。
私の目の前で、それは交わされた。ひっそりと、静かで穏やかな会話をして、くすくすと笑っている。少しの背徳感を分け合って、二人で笑っている。ラムネの香りがするその二人は、淡く、しかし鮮やかな水彩絵の具に染まっていた。窓から差し込む夕陽で照らされ、なびくカーテンに吹かれ、柔らかく揺れていた。
題材【秘密の手紙】より