9/30/2024, 2:40:44 PM
きっと明日も
きっと明日も代わり映えしない1日を過ごすんだろうな。
そう思うからこそ、明日ちっぽけな事でも何か1つ新しいことをして、ちょっとだけ変わった1日を過ごそう。
9/29/2024, 2:53:06 PM
静寂に包まれた部屋
静寂に包まれた部屋に1人。私は何してるんだろう。
ベッドの上で横になってスマホをいじって…
楽しいはずなのにどこか切ない。
私はこの生活を待ち望んでいたはずなのに…
そうだ、静寂に包まれた部屋でダラダラするのを待ち望んでたんじゃない。
静寂に包まれた暖かい部屋であなたと過ごす事を望んでいたんだ。会話がなくてもただ近くに貴女がいる。その空間が私にとっての癒しだったのだ。
でも今はもう叶わない。もう一度があればあなたとの時間を大切に過ごしたい、なんて身勝手なこと神様は許してくれないんだろうな…
9/23/2024, 5:38:31 PM
ジャングルジム
「おい、早く登ってこいよ。お前が絶対好きな眺めだぜ」
そう言って、ジャングルジムに登るのが怖かった私に手を差し出してくれた小学生の時の君。
「ほら、掴まれよ」
久しぶりに彼と来た公園。私はあの日からジャングルジムに登るなんて怖くないのに、君と同じ景色を、君の温もりを、君のかっこよさを独り占めするために今日も怖がるふりをする。
ねえ、気付いて?
9/22/2024, 4:33:34 PM
声が聞こえる
音が鮮明になっていく。木々が風に揺らされ木漏れ日が私の顔に降り注ぐ。葉っぱのかすれる音が聞こえる。でも、それだけじゃない。誰かが私を呼んでる気がする。はっきりとは聞こえない。でも、どこか懐かしいような、愛おしいような、私のぽっかり空いた穴にピッタリはまる、そんな音。私はどうしてもその正体が知りたくて耳を澄まし、目をそっと開けた。ああ、そうだ。あなたの音だ。姿形が変わろうとも、あなたのその足音だけは変わらない。私の初夏の訪れ。