ジャングルジム「おい、早く登ってこいよ。お前が絶対好きな眺めだぜ」そう言って、ジャングルジムに登るのが怖かった私に手を差し出してくれた小学生の時の君。「ほら、掴まれよ」久しぶりに彼と来た公園。私はあの日からジャングルジムに登るなんて怖くないのに、君と同じ景色を、君の温もりを、君のかっこよさを独り占めするために今日も怖がるふりをする。ねえ、気付いて?
9/23/2024, 5:38:31 PM