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10/2/2024, 12:55:16 AM

たそがれ


たそがれどき

彼の者は誰か、と尋ねるほどに暗くなりつつある

あの仄暗さは、人を不安にさせる、と思う

足元が見えない、自分という存在がぐらつく感覚

こうなると、かえって自分の中の思いは、ちっぽけなものだと思えてくる

たとえ、此処で溶けても、誰も気にしない
そう思えると、ふっと軽くなる

それを人は「たそがれる」と言うのかもしれない

如何せん厨二病ちっくな表現だが、息抜きとしては有効ではなかろうか。

8/27/2024, 1:04:52 PM

雨に佇む


ふとした瞬間に、何も感じなくなることがある。

力がストンと抜けた、あの感じである。

クラゲのように、ふわふわと意識が幽体離脱して、空を揺蕩う。

こんな時には、雨の中、ただ佇む。

雨の音、服に染み込む雨、濡れていく髪。

ここに自分が「ある」のだと、感じるようになる。

雨もなかなか悪くない、と思う次第である。

家に帰ったら、お風呂に入ろう。

8/21/2024, 1:48:41 PM

鳥のように


安直かもしれないが、飛べたら良い。

遠くまで自分で行けることが、何よりも魅力的である。

電車も車もいらない。

昨今、利用駅の履歴まで確認が可能なほど便利な社会において、身ひとつで飛んでいける。

それが、堪らなく羨ましいのである。

8/14/2024, 5:06:45 PM

自転車に乗って


自転車は、近頃、もっぱら交通手段のひとつである。

しかし、ペダルをこぐと、どこか冒険にでも出かけるワクワク感に駆られる。

たどり着くのは、決まって幼稚園か東屋である。

少々憂鬱であれば幼稚園、ワクワクが勝れば東屋である。

これまでの人生で最も自転車に乗っていたのは、幼少期。

自転車に乗ると、少々タイムスリップが出来る。

なんとも幸せな乗り物である。

7/13/2024, 10:20:35 AM

優越感、劣等感


生きる上で何かとついて回るのが、他者からの評価である。

私は、これを気にする人間である。
大いに気にする。
残念である。

さらには評価されることが、避けられない場面も大いにある。
面倒である。

そうなれば、他者と自分の比較を頻繁に行ってしまう。

私の強みはココだ。
ふふん、優越感。

私の弱みはココだ。
トホホ…、劣等感。

しかし、この心の動きは、あってもいいと思う。

井の中の蛙、とはよく言うが、偶にはふふんと満足気にしたって、バチは当たるまい。
人間だもの。ふふん。

劣等感は放置すると良くない。
けど、改善点を見つけた、というところで手を打って欲しい。
どうか、私に、改善まで求めないで頂きたい。
そちらは、どうかロボット宛に。

評価を気にする、心のお手入れをしているのだと思う。

表裏一体。
複雑な人間ごころの、面白いところではなかろうか。

ふふん。

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