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9/19/2025, 8:23:33 AM




もしも世界が終わるなら

わたしは何をするんだろう



1日中、読書して過ごそうか

それとも、1日中、料理をして過ごそうか


どちらでも極上の幸福なのには変わりないけれど



もしも、世界が終わるなら

わたしは、自分の好きなことをしていたい

9/6/2025, 12:58:42 PM


誰もいない教室


わたしの心臓の音だけが響いている

いつ…、来るのかな


自分から呼び出しておいて、

まだ時間じゃないのに、こんなにもドキドキしてる

まるで、心臓の鼓動が太鼓みたいだ


ふぅー

大きく息を吸う

その時、教室のドアが開いた

ビクッとわたしの体がはねた

クスッと笑うあなたは、わたしが何を
言おうとしているのか、すべて悟っているようで…

ちょっと、むかついて

でも、ちょっと嬉しくて

        
  『今日は、伝えことがあって、』

       
         どうか、この恋が実りますように…

9/5/2025, 9:49:38 PM


信号…、

わたしは、信号を見ると思い出すことがあるの

わたしの、儚く、淡い、青春時代のこと


※ ※ ※ ※ ※

その日は、学校でなにもかも上手くいかなくて、ずっと下を向いていた。
信号のことなんて、なにも考えていなかった。
なんなら、信号が赤になってしまって、渡り、死んですらもいいと思った。でも…
『ちょ、おまえなにやってんだよ!信号赤だぞ…!?』
わたしの初恋の人でした。わたしが初めて好きになった人。その日の帰りは、わたしを監視するかのように一緒に隣を歩いてくれた。
『別に、もう信号無視なんてしないし。帰ってもいいのに』
本当はそんなことしてほしくないのに思春期というものは厄介だ。
『いや、だめだ。お前には…、あいつみたいになってほしくないし…』
『あいつ…?』
『…、あぁ…。俺の、一番大事な人』
嫌な予感で、胸騒ぎがした。
『…女の子、?』
照れたような顔を見れば、一目瞭然だ。
『まあな…』
『ふーん』
今にも涙が溢れそうだ。
『あいつも、ぼーっとしてたのか、信号を無視して車に引かれて死んだんだよな』
『そう…』
そんな話…、聞きたいわけじゃないのに、


信号なんて、大嫌いだ

               …ただの八つ当たり…

9/4/2025, 10:02:52 PM



言い出せなかった


あなたの目が、本当にわたしのことが好きなのだと
訴えてくるから…


あなたがこれまで、本当にわたしを大事に
してくれたから…


あなたと過ごす時間がとても楽しかったから…


もっと、あなたといたいと願ってしまったから…


言い出せなかった

    
    "わたしはね、もう、風前の灯なの"

9/2/2025, 7:58:26 AM


恋をします


たくさんドキドキして

たくさん泣いて


幸せな気持ちと悲しい気持ちが混ざる



こんな恋なんて、しなきゃよかった
なんど、そう思うだろう


けれど、振り返ると全部が無駄じゃないと気づく

あの夏は、わたしにとって、かけがえのないもの

時間とともに、忘れてしまっても


  あの夏の忘れ物を探して…

           きっとまた恋をする

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