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6/28/2025, 2:11:20 AM


昔は本なんて嫌いだった

あんな長くて、文字しかないもの
読みたくなかった

でも、ある日、ある本に出会った

学校で本を借りなきゃいけないときに、
ふと気になって借りた本

学校の時間だけじゃ読めきれなくて
つい家の自室で続きを読んだ

読み終えると、感動とか喜びとかなんともいえない感情で心がいっぱいになった

今何時だろうと時計を見ると
あれから3時間も経っていた

こんなにも時間が早く過ぎたことに、わたしは驚いた

たぶん、この時に、わたしは
本の沼にハマってしまったんだろう

本は、わたしをいろんな感情にさせてくれる

感動して、思わず泣いてしまったり
おかしくって、つい笑ってしまったり
苦しくて、胸が張り裂けそうになったり

そして、本はわたしに新しい景色を見せてくれる

こういう考えもあるんだなと知れる
たくさんの人の感情を知れる
まだ見ぬ世界を見せてくれる

たった一冊を読むだけで、わたしの心は満たさせる

6/27/2025, 3:39:04 AM

最後の声…


『愛してる』

そう言えば、あなたを苦しめるかな?


正直に言えば、一生私だけを想っていてほしい

だけどね、あなたの幸せも望んでいるの

もし、わたしがいなくなってしまって、
何年後かに、あなたが大切にしたいと思える子が
できたなら、嫌だけど、幸せになってほしいの

あなたがわたし以外の子と結ばれるなんて…、
心の底からは喜べないのも事実だけどね

わたしは先に待っているから…

※ ※ ※ ※ ※

もう自分は死んでしまうのだと感じてから
わたしはそんなことばかり考えてしまう

はぁ…、死にたくないなぁ

そう思った途端に、目がじわりと滲んだ

頬を流れる涙が止まることを知らずに溢れ出す

「っ…、ふっ、ううぅ…っ…」

死にたくない、

まだあなたと一緒にいたい

ひどい、ひどいよ、神様

わたしとあの人を一緒にいさせてくれないのに、
あの人にはまた運命の人が現れるんでしょう?

そんなのって…、ないよ

※ ※ ※ ※ ※

「まって…、!ねぇ…!まだいかないで、!!」

あぁ、あなたの声が聞こえる

あなたの人生はこれからも続くんだよね…

それなら…

「今まで、ありがとう」

頬に、生ぬるい感覚があったけど、
それがなんなのかまではもう感じなかった


ああ、言えなかった
『愛してる』って、伝えたかった
わたしの『最後の声』にしたかった

6/24/2025, 1:07:27 PM



『空はこんなにも…』


たとえ私がどんなに

苦しくて

つらくて

死にたいような日でも


空はこんなにも美しく輝いている


こんな残酷な世界の中にも
美しいものってあるんだね、

6/19/2025, 10:21:31 AM

雨の香り、涙の跡


ほのかにする、この雨独特の匂い

昔からこの匂いが大嫌いだった



湿気でうねる髪も

もわっとする空気も

雨で濡れる制服も


全部、全部、大嫌いだった


でも、今は、人生の中で一番雨に感謝してる

だって、この醜い涙を、誰にも知られることがないから

頬が濡れていても、雨がカモフラージュしてくれる


あれ?でもおかしいな、

涙のあとは、カモフラージュするものがないや…

腫れて赤くなった目を見れば、誰だって気づいちゃう


それなら、腫れが引くまで、君と過ごすのもいいかもね

6/18/2025, 10:12:38 PM



『運命の人とは赤い糸で結ばれているんだよ!』

なんて言ったら、あなたはどう思うかしら?



んなバカなって、呆れたように笑うかな

笑いながら肯定してくれるかな


それとも

『じゃあ僕たちも、赤い糸で繋がってるんだね』

なーんて、言ってくれるのかな?



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