遅いなぁ炎天下の中、アイスクリームを両手に持って僕は立ちすくんでいる『ちょっとまってて!すぐに戻るから!』数分前にそう言い残して走ってしまった彼女の分と、僕の分この暑さの中にいると数分もするとドロリと溶けてくる彼女が戻ってきた30分後にはもう床に溢れてしまった『買い直そっか』僕がそう言うと、彼女は少し悲しそうに『うん…!』そう言ったんだ
8/11/2025, 10:16:14 AM