友達の親を殺した。
だって私の友達のこと殴るんだもん、
死んで当然でしょ?
え?友達は?
今は私の横ですやすや寝てるよ。
自首なんてするつもりない。
この子だけは絶対に守るんだ。
たとえ間違いだったとしても、、
とあるダンサーのお話。
男女ペアで好評だったダンサー2人。
ダンスをこよなく愛する2人を世界中の誰もが愛していた。
しかし、年月が経つにつれ訪れる老いには勝てなかった。
「まだあなたと踊りたかった。」
と彼女は言う。
「なら、僕が君に呪いをかけよう。」
彼は彼女の耳元でそっとつぶやいた。
「あなたに呪われるなら本望よ、、」
そう言い残し、彼女は橋を渡っていった。
月日が流れ、彼は彼女の待つ場所へと向かっていた。
そして彼女を見つけ手を取りこう言った。
「僕と踊りませんか?」
明日、もし晴れたら
早く起きて朝日を浴びよう。
2人分のお弁当を作ろう。
ピクニックへ行こう。
シートをひいて、お弁当箱を広げて風に吹かれながら。
君の大好物な唐揚げを頬張りながら。
君が好きだった歌を唄おう。
きっと空から僕のことを笑っているんだろ?
それに満足したら君に会いにいこう。
心配しなくていいよ、晴れなくても君に会いに行くから。
だって雲の上はいつだって晴れているからね。
いつか言ってしまいそうだから、
いつか周りから軽蔑されるかもしれないから、
いつか君を傷つけてしまうかもしれないから、
いつか僕が僕でなくなってしまうかもしれないから、
だから、一人でいたいんだ。
もしもタイムマシンがあったなら、
間違いなくあの日に戻るだろう
君と一緒に帰ったあの日、
あの日一緒に帰っていた僕たちは静かな道を通っていた。
気が付くと君は僕の視界から消えていた、、
すぐ病院へ運ばれた君はなんとか一命を取り留めたんだよね。
「ほんと、いつ目を覚ますんだろな。」
もしもタイムマシンがあったなら、
俺は間違いなくあの日に戻る。
「次は上手くやるからさ、」