書く—書いた記録

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5/27/2025, 2:39:53 AM

「なるほど」
「なるほど?」

「いつものように今日のお題の分析だ」
「あー、お題の選び方とかメタな視点で見るやつね」

「そう。このお題には暗黙の要素が含まれていて、それは『初めて』というものだ」
「言われてみれば、初めてがないと物語性が少なくなりそう」

「もしくは『最後に』というのもあるが、どちらにしろ最初か最後の方がインパクトがあるからね。昨日も呼んだけど、明日も呼ぶとかはありだけど、その一瞬をという感じにはならないね」
「そうだね」

「ところで、君の名前を最初に呼んだのはいつだったっけ?」
「覚えてないのかー」

「いや、そのそういった興味はそんなになかったから」
「ふーん。わたしも覚えてないからおあいこだね!」



お題『君の名前を呼んだ日』

5/25/2025, 7:15:08 PM

「ところで」
「ところで?」

「今日は雨が降っているが、お題も雨のネタだ」
「またメタな感じの話をしてる」

「そう、今日は二つの点でメタな話をしよう」
「前置きがあるのは珍しいね」

「メタな感じで言われてしまった!……えーっと、まず一つはこのお題というよりお題に含まれる『やさしい』と『雨』をそれぞれについてメタな要素を話してみよう」
「みよう!」

「ミラーリング相槌のような。で、まずは『やさしい』これは後に続くものとセットの連想なんだけども、文学的な意味でいろいろと書けるようにする。そのために文字を開く、つまり漢字ではなくひらがなにしている」
「漢字だと優しい、易しいとかもあるしね。表現の幅が広がるって意味かな」

「そうだね。『易しい』は使わないだろうけど、『やさしい』と『優しい』ではニュアンスが異なるからね。読み上げを使っていると違いがわからないかもしれない。それは申し訳ないかな」
「あー、なるほど。よく分からないけど」

「説明が悪かったかな。それで二つめが『雨音』の『雨』。これはこのお題を選んだ選者が雨の季節を明確に意識した。ということかな。スケジューラーに入ってたら時期もののお題カレンダーに組み込まれているとも言えるが、どちらにしろ雨を意識したってことだね」
「つまり?」

「みんな雨に降られてるんだよ」
「わたしたちみたいにね」

「そう。お話するのにちょうど良い音」
「音が染み込むみたいな音」


お題『やさしい雨音』

5/24/2025, 8:57:26 PM

「ところで」
「ところで?」

「お題が難しいと投稿が減る」
「うーん、たぶんそう」

「投稿が減ると評価も下がりやすくなる」
「上がるんじゃなくて?」

「書かなければ上がらないから」
「あー、そっちか」

「評価が下がると書かなくなる。のループができるんじゃないかな?っていう予想」
「ふーん、お題を選ぶのって難しそう」

「マネタイズの観点でも見ているだろうから、思ったより難しそう」
「なかなかセンスが入りそう」

「ところで」
「ところで?次はなに?」

「いや、お題をAIが選んでたりしたら?」
「あ!英語のお題はもしかしてとか」

「まあ、我々が気にすることではないんだが」
「そうね」

「そう、ところでカラオケにでも行かない?」
「無理やお題を回収にきた!」

「そう、メタな視点だとね」


お題『歌』

5/23/2025, 10:45:48 PM

「最近はなんか冷えている気がする」
「気のせいじゃないかも」

「特に朝晩手足が冷えるような気がするんだよなー」
「もう若くない?」

「まだ若いわ!」
「寒いと頭が回らないタイプ?」

「んー?んー?言われてみれば」
「冷え性気味だからなのかな?」

「そういえば。だからといって暑いのも好きではない」
「暑いのも寒いのも嫌だからねー」

「んー、だんだん暖ったまってきた気がする」
「わたしの優しさだね」

「そのつながりがよく分からない」
「やっぱり頭が回ってないね」


お題『そっと包み込んで』

5/22/2025, 11:29:10 AM

「同じようで同じ、同じようで同じじゃない」
「なんの話?」

「ああ、同一性についての話だけど、とても難しい問題を孕んでいる」
「ふーん?」

「例えば、テセウスの船という概念があって、とりあえず毎日船の部品を入れ替えて1年後に全ての部品が置き換わった」
「ふんふん」

「一年前とは全ての部品が違うがこの船は同じ船だろうか?」
「同じ船だけど、部品はすべて違うみたいな感じだね」

「そう、人間はそれを同じ船と認識する。もし、それと同時に変えた部品でもう一つの船を組み立てたらそれは同じ船だろうか?」
「あー、同じ船がふたつになっちゃうのか!」

「そして人間の組織は毎日入れ替わっているが同じ人間とされている」
「それは部品を入れ替えても人間を作れないし」

「未来の仮想の話だが、物質転送のがありうるとして、自分を少しずつ別の場所に組み立てる。それと同時に元の自分を消すと自分が別の場所に移動したことになる」
「消すっていうのが怖いけど移動はできてそう」

「そのときに、元の自分を消さなかったら自分が二人いることにならないか?」
「わざとやれば自分がいっぱい増やせるね」

「まあ、倫理的問題が出るので面倒なことになるのは確かだが、これは自分が二人なのか、転送しようとした先のはコピーだが、毎回コピー元を消しているからコピーだが便宜上移動したことにしているのか」
「やっぱり区別はつかない気がするけど」

「そういった問題が発生するのは自己をどう見ているかの話になる」
「難しいねー」

「その話に関連すると昨日の自分は今日の自分とは違うがそれは同一のものとみなしている。それはどういった理由によるのか。という研究もある」
「うへぇ」


お題『昨日と違う私』

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