ゆりち

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12/25/2023, 10:13:57 AM

あなたと過ごせればなんでもいい



#クリスマスの過ごし方

9/20/2023, 1:17:35 AM

もう半年しか残っていない。

半年後には中学校を卒業する。

まだまだやりたいことはたくさんあるし、
やり直したいこともたくさんある。

その中で1番やりたいことは、
あなたとの思い出を増やすこと。

私が自分の気持ちに気づいたのは
三年生になってからだった。

遅すぎた。

もうほとんど行事は残っていない。

一緒に過ごせる時間も少ない。



あと、もう少し、ゆっくり時が過ぎてくれたらな。

一つでも多く、あなたとの思い出を増やしたい。

できることなら過去に戻って、
過去の自分に言いきかせたい。

なんで気づかなかったんだろう。

もっと早く気づいてればよかった。

後悔しかない。


中学校を卒業すれば、あなたと会える機会は
少なくなるだろう。

いっその事、このまま時が止まってしまえば
いいのにな。

幸せな今のまま。

ずっとこのままでいたい。


もちろん、不可能なのは分かってる。

だから、私は少しでもあなたとの思い出を
増やせるように頑張る。


そして、最後にはちゃんと想いを伝えたい。

あなたのことが大好きだってことを。


あなたは先生。しかも同性。

答えは分かってるし、大丈夫。

叶わなくていいの。

思い出だけ作らせて。

あなたを好きだったことを忘れないために。

幸せだった日々のことを思い出すために。





#時間よ止まれ

9/19/2023, 9:14:27 AM

夜景を見てると思い出す。

あなたが初めて連れて行ってくれた日のことを。

今ではもう一緒に見ることができないけれど、
私の心の中にはずっと存在してるから。

あなたにも今、同じ景色が見えてたらいいな…。




#夜景

9/18/2023, 8:21:08 AM

ここはどこ…?

誰もいないの…?


周りを見渡しても花畑が果てしなく
広がっているだけ。

あ、人がいる。

花かんむりを作っている人を見つけた。

おそるおそる近づいてみる。

ふんわりとした白いワンピースを着て、
頭には花かんむりをのせている。

まるで天使のようだ。

「あの…。」

声をかけるとその人はふりむいた。

「え!?先生…?」

ありえない。なんで先生がいるの?

「なんであなたがここにいるの?」

先生はそう聞いてきた。

それは私のセリフだよ…?


数ヶ月前、突然先生は病気で亡くなってしまった。

先生がいない日々は楽しくないし、
私はどんどん無気力になっていった。

先生の写真を見ながらいろいろなことを思い出して
涙を流す毎日。

ねぇ、どうして?なんで先生なの?
私を置いて行かないでよ…

気づいてあげられなかった、
先生ともっと思い出を作っておけばよかったと
何度後悔したか。

先生に伝えたいことはまだたくさんあったのに。


でも、ここで出会えってよかった。

そう思っていると、突然先生は怒りだした。

「あなたはまだここに来ちゃだめ!早く帰りなさい!」

私は先生が怒っているのを見たことが無かったし、
すごく困惑した。

「なんでそんなこと言うの?ここはどこなの?」

先生はその質問に答えてくれた。

「ここは死後の世界。後悔が残ってる人、誰かを待ってる人たちがここに集まってるの。」

「じゃあ、先生はなんでここにいるの?後悔してることとかがあるの?」

「…そうよ。あなたたちを卒業まで見届けてあげられなかったことを後悔してるの。あとは、私が死んでしまったことで、誰かが傷ついてしまってないかが心残りで…」

先生は少しためらった後、そう教えてくれた。

「そうだったんだ…。ねぇ先生、私の話を聞いてくれる?」

「いいよ、どうしたの?」

「私は先生が死んじゃってから、すごく寂しかったし、何もする気がなくなってたの。先生のあとを追うことも何度か考えた。でもね、先生と約束したじゃん?卒業まで頑張るって。私は先生とここで会えてよかったと思ってる。先生が心配しなくても大丈夫なように、私頑張って生きるよ。だから先生、私たちのことは心配しないで。」

そう伝えると、先生の目から涙が溢れだした。

「分かった、頑張ってね。○○ちゃんがそう言ってくれてほんとに嬉しい。ずっと見守ってるからね。だから、早く帰りなさい。」

「うん…。でもどうやって帰るの…?私、死んだからここにいるんでしょ?」

「あなたを呼ぶ声が聞こえない?あなたはまだ完全に死んだわけじゃないのよ。帰ろうと思えば帰れるわ。だから、あなたを呼ぶ声がする方に向かって行きなさい。そうすれば帰ることができるはずよ。」

「分かった。ありがとう。」

最後に私たちはハグをして、別れを告げた。

涙で前がぼやけて見えにくくなってたし、
先生ともっと話していたくて、さっきの場所へ
帰ろうと思ったこともあった。

でも私は先生との約束を守るため一生懸命歩いた。


気づけば、私は病室にいた。

「戻ってこれたんだ…。よかった。」

私は飲酒運転をしていてハンドルを切り損ねた車に
はねられて意識不明だったらしい。

「私、頑張るよ。先生、見守っててね。」




#花畑

9/13/2023, 3:50:49 PM

目が覚めた。

窓の外を見ると少し明るくなってきているが
まだまだ暗い。

もう一度寝ようか迷いつつ、一旦横になった。

その時、枕もとでスマホの通知音が鳴り響いた。

通知を見ると、あなたからのL○NE。

急いでL○NEを開くとその通知以外にも何個か
送られてきていた。

以下はあなたとのやり取りの一部。
(あなた→S、私→Y)

……

S「まだ寝てるよね」

Y「どうしたの?」

S「起きてたの!?」

Y「さっき目が覚めちゃって…」

S「俺も一緒!誰も起きてなくて寂しかった」

Y「この時間帯、起きてる人少ないもんね」

S「今からよかったら一緒にゲームしない?」

Y「する!何やる?」

S「プロ○カはどう?」

Y「いいやん!やろやろ!」

S「通話しない…?」

Y「え、やりたい!」

……


いつも起きてしまうと憂鬱な気分になってしまう
夜明け前のはずなのに。

どうしてあなたと話すだけで、
こんなにも楽しくなるのだろうか。

この時間に起きてしまってよかったと思えた
夜明け前のできごとだった。





#夜明け前

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