NoName

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8/7/2025, 12:54:25 PM


シンドバッドが頭から離れなくなった

心の羅針盤

8/3/2025, 12:23:46 PM

ジリジリと首筋が焼ける感覚と蝉の雨、抜けるような青空…
なんて夏はもう幻想で。
上からも下からも蒸され猛暑故か虫の声はせず、空なんて眺める余裕はない

都会よりは比較的マシなそれを抜け、君の前に立つ。
途中で立ち寄ったコンビニで買ったソーダはすでに砂糖水と化していて

指に引っ掛けていたビニール袋からライターを取り出し、青い雲の線香に火をつける
もう嗅ぎ慣れた沈香の香り、独り言に応えはなく

灰色に彫られた、盛夏の向日葵のような名前

あんなに聴いていたのに
もう声が思い出せない



ぬるい炭酸と無口な君

8/1/2025, 10:56:23 AM


準備するもの

・きゅうり
・なす
・割り箸



8月、君に会いたい

7/24/2025, 11:36:05 AM

あとでやる


もしも過去へと行けるなら

5/6/2025, 5:35:03 AM

時たま届く手紙には、いつも花の香りが滲んでいた。

梅から桜に、ひまわりから金木犀
もうそんな季節かと、コーヒーを飲みながら便箋から漂う旅の文字に浸るのが常だった。


久方ぶりに来た手紙には、めずらしく消印がなかった
会っていけばいいのにと封を開けて、中から文香が滑り落ちた。
普段使わない文香、らしくない季節外れの花


ゆると立ち昇る
都わすれの香りがした。


手紙を開くと

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