9/20/2024, 2:14:30 AM
世の中の全て、不変であればいいのに。目の痛くなるような青の下で私は無理に口角を上げた。
『時間をとまれ』
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9/18/2024, 3:59:42 AM
何も無い更地にゲンゲの花々が揺れている。その上を私は侵略し続け
咲き誇る花々を踏んで進む。躊躇う気持ちを持つ資格はない。
『花畑』
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9/17/2024, 6:11:33 AM
雨は世界を哀れんで、悲しみ、嘆いている空の涙と言うならば、空は毎日泣いているべきだ。
『空が泣く』
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9/16/2024, 2:55:42 AM
数年前から連絡のとれていない人がいた。
雨粒の大きく、酷い雨。
返信がなくても良いなんて、本当は俺の強がりだ。
『君からのLINE』
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9/15/2024, 5:25:06 AM
仕事柄、マトモな最期を迎えられない覚悟はとうに出来ていた。誰にも看取られず、痛みを感じながら独りで死ぬんだろうと。
変な方向へ曲がってしまい少しの風が靡くだけで激痛の走る右脚。右手に微かに残る金属の物体の冷たさ。鳩尾から流れる温かな真紅の液体。
薄れゆく意識の中で、私は確かに引き金を指で弾いた。
『命が燃え尽きるまで』
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