ただ寂しくて、ただ消えたいだけで、ただ憎いだけ
僕を縛り付ける感情は、僕だけでいい
僕だけでいいから
ずっと待っていたんだ
セミが鳴いた日の夜に
酒を呑んだ僕を、飲み込んでしまう闇の中
手探りでしか見えない今日の感触は
気持ち悪い以外の言葉はない
何度死んだって離れない孤独に
僕は何度殺されたかな
自分の手の中でもがいてる自分がいる
そろそろ死なせてくれたっていいじゃないか
そんな時に君が手を取ってくれたんだ
ここは暗いのに、あなたがいると天国にいるみたいだ
いつまでもいつまでも、終わり無き時を。
冷たくて心を溶かす酸性雨
でも心地良さがあるんだな
もう嫌だ
全て埋まってしまえば、どれほど暖かくなれるかな
世界が僕を見捨てた時、誰が僕を見てくれる?
僕はこれほどに見捨てようとはしなかった。
君が僕の手を取った時、振りほどこうと思ったのにな。
本当は嬉しかったんだ
僕の隣には影がひとつ
それは何も応えやしない
でも何度も聞いてしまうんだ
僕に価値なんてあったのかな
光が刺す
ただ闇はまだ生きがってる
時間は振り返ろうとはしないでしょう
生命は過去を見たいの?
雲は音に身を任せ、虚空は広いことを知らない
人は消えることを知らない
僕はまだ生きがってることを知らない
僕はまだ。
箱は広く
僕にとってはとても狭い
外には悲しい音楽が聞こえるのみ
死骸は過去なんか見たくないでしょう
君は何を知りたいの?
雨はひたすらに無を表し、絶望が天敵なのを知らない
人は消えることを知らない
君はまだ死にたがることを知らない
君はまだ。
ご唱和あれ!ここから始まる信号だ。
いつでもあなたにリズムを作って
あなたと手を取りダンスを踊って
世界を数える合図を送ろう。
いつだって街中ハイテンション。
君から貰った快晴はきっと僕の中で生き続けるさ。
静かな端っこにいてもさ、やかましい世界が
あなたを待ってる。
この世の何十億もの愛の言葉が地球を照らしてる。
あなたの告白は当たり前に埋もれるでしょう。
でも僕が積み上げてきたものはきっと。
あなたを見つけ出すでしょう。
太陽が登って虹がかかるの。
ほら、顔を上げて?深呼吸して。
この歌が響いた時、あなたは笑顔になれるよ。
聞いて?心をふるわせる声が、僕らを探してる。
でもね?あなたは大丈夫。だって僕がそばにいる。
この世の愛があなたを押し潰してしまっても、
また僕はあなたにこの唄を届けるからね。