ページをめくる。1枚1枚が、人生を語る。
足跡を辿る。1歩1歩の意味を考えながら。
生命を数える。自分の孤独さを知りながら。
あなたは知る。僕の不幸の大きさを。
なのにあなたは僕のそばにいる。
僕はまた不幸になる。
あなたを傷つけたくはないんだ。
でも、あなたは苦しみを奪って、また僕を不幸にする。
ありがとうも言えない僕は、また僕を不幸にする。
君はずっと何かを探しているけど、それは本当に大切なもの?過去の記憶にしがみついて醜いね。
今、この空の下で君は膝を抱えて、僕は必然的に君を見下してしまう。今を生きないなんて、ほんとバカだね。
あなたには言われたくない。私がどう生きる?そんなのどうでもいいでしょ。
そんなの孤独の裏返しでしょ。
黙れ。
黙れ。
黙れ。
だるいな。そう何回も言ってきたような。嫌いな「暑い」が急に離れると、そりゃぁ寂しいよな。
夏の足跡ばかりを見て、瞬間の花火は全く見えない。
見たくない。見ようとなんて思わない。
でも、あなたは僕を連れ出そうとしてるでしょう。
抱きしめる前に、手を繋いで歩こう。
キスをした後も、そうやって過ごしていこう。
僕らの手と手が重なり夜は絡まる。
君は思わず見上げてしまった。
ここには何も無い。どこ見渡しても虚無ばかり。
そんな寂しげな国で、君と2人きりの矛盾な世界。
何を求めますか。私たちは何を求めるのでしょうか。
神とやらが定めたそんな悲しげな土地で、私たちは何ができますか。
考えても無駄だ。
とりあえず生きよう。
あぁ!虚無に向かって怒りをぶつける。
何も返ってこないだろう?そんな所に腹が立つ。
君もつられて泣き叫ぶ。
木霊したのは無常の卑屈。
誰か天国を教えて。
僕と君は違う。容姿も、知力も、性格も。
似るわけでもないこの瞳には、何をうつしてる?
君も僕と同じになりたい訳じゃないだろう。
でも何故か息があってしまうよな。
どこかホッとしている僕がいる。
ありがとう。
この先の未来も、僕らは全く別の者。
だけどね、離れたくないと僕は言っている。
心に立ち並ぶ風景はずっと一緒だよ。
他人行儀な僕だけど、これからも「愛してるよ」