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8/11/2023, 8:02:41 AM

人生の終点に辿り着いた時に人は何を思うだろう。
楽しく幸せだったと思うのか、まだ未練があると思うのか。果たして自分はどちらなのだろうかと。
まだ、先は長い。寄り道しながら自分にとって大切な物を見つけて少しでも幸せだったと思えるようにしていきたいと思う。
そのために、今を必死に生きていこう。


『終点』

8/10/2023, 8:08:15 AM

どれだけ頑張っても上手くいかないことなんてこの世にはたくさんある。
その度に誰かに責められて辛い思いを数え切れないほどしてきて心が何回折れたことだろう。
だけど、君が言ってくれた。
「上手くいかなくたっていい、僕は君が頑張っているのを知ってるから。」
その言葉に救われて今を生きられている。失敗することなんてたくさんある。
でも、誰かが必ず頑張りを見ていてくれる。
だから上手くいかなくたっていいのだ。



『上手くいかなくたっていい』

8/8/2023, 8:06:17 AM

最初から決まってたんだ。この恋が実ることはないと。 
だって、君が見ていたのは違う誰かなんだから。
僕に笑いかけるのと、あの男に笑いかけるのとでは目の
奥に見える感情の違いに気付いてしまった時、叫びたく
なる衝動にかられた。どうして、どうして。そう叫んでしまえたら良かった。けれどそれでどうにかなる訳では
ない。仕方がなかったのだ。そういう風に最初から決まっていたんだ。そう思うしかない。
「…ふっ、あはは。」
告白する勇気ももうない。今は早くこの恋心を忘れなければと考えるたびに虚しくて一人泣き続けた。


『最初から決まってた』

8/6/2023, 1:41:58 AM

ゴーン、ゴーン。鐘の音が鳴り響く。今日のこの日を私は待ち望んでいた。
「行こう、皆待ってる。」
「…ええ。」
差し出された腕に私の腕を絡めて扉を開ける。外には私たちを祝福する声でいっぱいだった。
「結婚おめでとう!」
「お幸せにー!」
そう、今日私たちは結婚する。夢にまで見た白いウエディングドレスを着て今ここにいる。
嬉しくて嬉しくて涙が零れる。
鳴り響く鐘の音は幸せな私たちを祝福してくれている様な気がした。


『鐘の音』

8/5/2023, 3:40:06 AM

あなたはつまらないことでも笑って話す。
些細な事でも全力で楽しむその姿が羨ましい。
「だったら、君も一緒に楽しもう。きっと笑顔になれるよ。」
まったく、その眩しさに目が細まる。
「……どうかした?」
「なんでもない。」
いつか君のようにつまらないことでも笑うことができたらいいな。そんな風に考えながらあなたに返事をする。


『つまらないことでも』

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