『愛と平和』
愛を知れば世界は平和になる、そういう自論を掲げてる人を見た事がありますか?
私はあります。その人はいつも元気で自信過剰な人でした。ある日の夕暮れ時、私は彼に聞いたのです
「愛を知れば世界は平和になるっていつも言うけどさ、同じ人を好きになって醜い取り合いしている人達、あれは平和なの?」
そう聞いたら彼は黙りこくってしまいました。この時の私は人の醜さにとても好奇心を抱いていたのでその後も彼に質問したと思います。そしたら彼が次の日から話してくれなくなりました。結構、質問に答えてくれないまま私たちの関係は自然消滅、もう二度と会うことは無いでしょう。
それでも私は問います。
「愛と平和は同居出来ますか?」
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『過ぎ去った日々』
青々と広がる空と都会の喧騒の中、ふと過去を振り返ることがある。学生の頃は友達と下校中に寄り道をして遊んだり部活に打ち込んだり、赤点をとったり宿題をせず先生に怒られたりもしたがそれでも今思えば楽しい日常だった。過ぎ去った過去だがとてもいい日々だった。
また、過ぎ去った日々に思いを馳せながら今日を生きていこうと思う
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『お金より大事なもの』
大切なものは失ったら気づくと言うけれど、あながち間違いじゃないと今じゃ言える。ある日の学校が終わり1本の電話を切りながら当時、夢見心地の俺はそんな事を考えた。
電話の主は医者だった、どうやら母さんが事故に会い救急車に運ばれたらしい。信じたくなかった、だから俺はすぐに電話を切ったし走って家に帰った。息が切れる、肺が燃えるように熱い、頭が痛い、それでも必死に走って家に帰った…でも母さんはいなかった。父さんが帰ってくるまで俺はその場に立ち尽くしていた…その後のことはあまり覚えていないけど母さんは助かったらしい
「お金より大事なものはない…そう信じてた…はずなんだけどなぁ〜」
命はお金に変えられない。そう確信した瞬間だった
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『月夜』
空気の澄んだ山頂付近、星々が雲にも木々にも都市の明かりにも邪魔されない月夜の元、私は日々の現実を逃避しに幻想に抱かれにここに来た。
私は小説を書いているが人に知られる小説家にはなれなかった。理由は幾つもあるだろうが、1番大きいのは私の書く物語がマイナーで運が悪いからだと思う。そんな現実に嫌気がさしている。もしも私の書く物語が人気だったらどれだけ良かっただろう、人気だったら私の実力不足と切り捨て実力を付けるために努力できたから。そんなちょっとだけ遠くてでも手を伸ばせば届きそうな幻想に抱かれている
月光が私を照らすのを止めるまで
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『絆』
絆とは一体なんだったんだろう?
夜がふけ星がより一層輝きを増す時、私はその星々を眺めながら思考の沼に沈んでいた。
助け合える関係、信頼し合える関係、気軽に話せる関係、側だけ見たら聞こえがいいかもしれない、いやちゃんといいものかもしれないが、僕はそうは思えない。
僕は絆は呪いだと思う、人と人を繋ぎ続ける呪い
何年も前に絆を結んだ友人からいきなり借金の話をされても困るだろう、別れた恋人が友達と付き合ったら気まずいだろう、話している時に知らない人が入って来ては困るだろう
そういう困り事が長い間繋がる。それを呪いと言わずしてなんというんだろう。
でも、確かにいい所もある。だから僕は星々の元で思考する。この正解の無い問に新しい答えを出すために
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