和順

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10/11/2025, 6:31:48 AM

『1輪のコスモス』

私は偽って生きている
私は常に寝ていたい。でもそれをしたら周りが責めるし社会の仕組みがそうさせてくれない。だから私は己を偽って周りとの調和を保って世間一般の幸せを手にしてる。それは私がこの1つの偽り以外をしないからだろう。純真無垢に今まで生きて私はふと思ったんだ。死んだら常に寝れるのではないかと
そこからは早かった。簡単な遺書と1輪のコスモスを置いて私は……

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10/9/2025, 1:55:02 PM

『秋恋』

私は恋をした。木々が彩る効用の季節、高校生となってそろそろ半年がたとうとした。そんな時期に私は卒業が現実味を帯びてきた先輩に恋をした。一目惚れだった。気づけば私は先輩に告白をしていた。しかも初対面でいきなりだ、当然失敗したし知りたくもない事実も教えられた。私は恥ずかしくなってそこから逃げ出した。

10/8/2025, 11:00:18 AM

『愛する、それ故に』

「愛ってなに?恋ってなに?」
そう弟に聞かれた時、私は答えられず答えを濁したのはまだ記憶に新しい。その時の私は愛した事が無かったからは、恋したことが無かったから分からなかった。でも今なら分かる。愛とは恋とは『相手が自分に依存させること』『相手に尽くし、相手を制限する』これこそが愛で!恋よ!

さて、ここからは俺が引き継ごう、と言ってもすぐ終わるさ俺は長々と語らないからね。ーーこの物語の結末は相手が耐えられず自殺により終わる、皮肉だよね。誰よりも愛されてた人はそれに狂気を感じるなんてさ。まさに『愛する、それ故に』だよね。

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10/7/2025, 11:06:04 AM

『静寂の中心で』

俺は夢を見た。どこまでも続きそうな真っ白な世界あるいは、自分以外の生命を感じられない無機質な世界、そんな静寂な世界の中心で俺は1人だった。最初は楽しかったさ、誰もいない世界で1人だけだぜ?普段やらないようなことをやったさ、叫んだり裸になって走ったりな。でもいつまで経っても夢は終わらなくて怖くなるんだ。そりゃそうだよな、独りが何十年も続いて楽しい人間は極小数だろう。俺はそんな世界で何万年と精神すり減らしながら生きたさ。そしてふと思ったんだ。これって本当に夢なのか?ってな。それがいけなかった、それがきっかけで俺は壊れた。そんな壊れた俺は歩くことしか出来ずただひたすら歩いたさ、歩いた先は中心だった。なぜかは分からないがそれが理解できた。そこからの記憶は無い。気がついたら元に戻ってた。今でもかんがえるんだ。あの静寂の中心で何があったのかってね

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10/7/2025, 8:08:23 AM

『燃える葉』

私は逃げている。何から逃げていたかも分からなぬまま、両親が残した最後の言葉を信じて私は逃げている。道中で沢山の死体を見た、死体は2種類の服装が多く目だった。多分人間同士が戦ってるんだ。私は逃げる、炎の矢を掻い潜り燃え盛る木を横目に私は走り続ける。それでも逃げれない。私は射抜かれた。痛い、苦しい、暑い、そんな感情の中、私が最後に見たのはーー

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