星屑

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1/8/2024, 6:56:26 PM

色とりどり

今日は成人式だった。

それぞれの選んだ色、形が入り混じる。

同窓会には素敵な大人の顔になった友人達がいた。

昔は仲良くしていたはずなのに、着飾ってお化粧もしているからか、何だか尻込みしてしまって話しかけられない人も多くて。

そして見た目だけでなく、話すととてもしっかりとしていて。
みんな将来のことをしっかり考えていて。

なんだか少し置いていかれているような、劣等感のようなものが心の何処かに出たり消えたり。

また、当時は話さなかった人に話しかけられることもあった。

飲み物をカウンターで店員さんに頼んで待っている時に、その人に何を頼んだのか聞かれた。

男子だったので、少し前まで飲んでいた白ワインを頼んでこいつやるなと思わせたかったなと密かに後悔しつつカシスオレンジと言うと、同じものを、と店員さんに頼んだ。

男子には少し甘いのではないかなと思いつつ、謎にかっこつけたくなってしまった私は、甘い、などと呟きながらその場を離れたような気がする。

お酒に強いマウントをとりたかったのかもしれないけれど、今落ち着いて考えると恥ずかしい。

そういえば、その人は小1では私を虐め、小6の雪の日には男子の集団で私に向かって雪を投げ、中学では偶然ハエにたかられた私を嘲笑ってきたやつだったことを思い出した。

私は何かされると萎縮するタイプだったので、クラスのムードメーカー的なその人のことは苦手だった。

そんな忘れたと思っていた思い出もぽろぽろ出てきて、その人とは恐らく今後話さないだろうけど、色々な思い出を思い出すことは良いことだなと感じた。

昔とあまり変わらない人、全然違う人。
色々いたけれど、この人達がそれぞれの分野でこれから活躍していくのだろうなと想像すると、少し不思議な感じがした。



1/4/2024, 9:57:36 AM

日の出

去年はさぼってしまったけれど、ほぼ毎年見に行く初日の出。

今年も家の前の十字路を横断して高台に向かう階段を登れば、徒歩2分程で初日の出の人気観覧スポットにたどり着く。

普段は車が尽きない道がこの時だけは、しん、と静まり返るので、我が物顔で道を渡るのを楽しむ。

階段を登りきると既にご近所さんが集まっているが、やはり何故か毎年知り合いがいないのが良い。

残っている一番良さそうな場所を取って日の出る方向を見ると、一つの家の屋根の一点が光りだした。

毎年ここで、これが日の出だと勘違いする人が多発するが、私はこれが初日の出の反射した光だと知っていたので、まるで歴戦の戦士になったような心持ちで待ち続けた。

ようやく日が昇るとシャッター音が聞こえだす。

私もスマホを構えていると後ろにいた高校生くらいの男の子2人から、撮らない方がかっこいいかな、などという可愛い会話が聞こえてきて、周囲に思ったよりも学生が多いことに気づいた。

年によって年齢層が違うのか調べてみたいなと、なんとなく思った。


10/23/2023, 9:58:24 AM

衣替え

あれ、去年まで何着てたっけ

クローゼットや箪笥、衣装ケースを漁ると防虫剤の匂いがした。

丁度良さそうな何着かを適当に出してみたけれど、思ったより少なく、あることが判明した。

元々服装に無頓着な私は持っている服の大半が部屋着で、けれどその量が多かった為に外出用の服を持っている気になっていただけだったのだ。

結果、3パターン程の服装をローテーションする日々が続いている。

8/30/2023, 3:58:25 PM

香水

高校生の弟が、ある時香水をつけ始めた。

もともと、柔軟剤やその人の匂いで大体友達を見分けられる犬のような弟なので香水に興味をもつこと自体に違和感はなかった。

私は弟が香水をつけた後に部屋に残る甘ったるい香りが苦手だったので、香水は苦手なのだと思っていた。

けれど、所謂推し活のために初めて買った、柑橘や薔薇の甘すぎない爽やかな香りの香水。

使ってみて、後が残らずしつこくない香りであれば好きなのだと気づいた。

たまには、食わず嫌いしていないかどうか確かめてみるのもいいかもしれないと思った。





7/17/2023, 9:08:18 AM

空を見上げて心に浮かんだこと

上を見れば雲ひとつない青空。
下を見れば青々とした田圃。

何も考えないで、ただひたすらに眺めていたい
そんな景色。

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