・・・後悔しかない
人生の岐路は度々あるけど
決断するのは自分自身
考えて悩んで選んでも
他になにかあったんじゃないか
これで本当に良かったのかな
すぐに考えてしまうことはいつもの事
それではいけないのもわかってるし
今を受け入れなければいけないのもわかっている
だけど やっぱりあの時にと思ってしまう
そんな弱い自分が嫌になる
過去を考えるだけの余裕があるのだから
私は今 一応満ち足りているのかもしれない
「後悔」
春一番に花を咲かせた蒲公英は
早くも綿毛になっていた
ふわふわで真っ白い綿毛は
あの大空に浮かぶ雲に憧れている
いつかあの大空に飛び立って
雲の仲間になるんだと
今か今かと風を待つ
暖かくも一際強い風が
綿毛たちの旅立ちの合図となる
憧れの空への旅が始まった
「風に身をまかせて」
今この一瞬の先は未来
もう既に今は過去となっている
あの時違う決断をしていれば・・・
これで本当にいいのかな・・・
考えることは常に過去の事
未来は視えないからこそ考えない
視えない未来を憂うより
過ぎ去りし過去を振り返るばかりより
今この一瞬が輝けるように
精一杯命の灯火を燃やすことを考えよう
どんなに頑張っても
時間は元には戻らないのだから
「失われた時間」
大人になったら
考え方や趣味は変わるんだと思ってた
・・・おかしいな?
ゲームも甘いものも好きなままだし
なんなら思考も幼い頃のままのように思う
・・・これって私は成長してないって事?
でもこれが私なんだからいいのかな?
子どもらしい思考の方が
いつまでも若くいられるよねw
大人の仮面を上手く被って
気持ちは子どものままでいられるようにしよう
「子どものままで」
いつからだろう
貴方の姿を追うようになったのは
きっと貴方は私を知らない
遠くから見ているだけでいい
すれ違う時に間近で声が聞ければいい
貴方と同じ飲み物を買ってみるだけでいい
それだけで良かったのに
貴方は私の事を知っていたのよ
「今日は早いんだね」
って声を掛けてきてくれて
なんで? どうして?!
ってパニックだったわ
何も言えず真っ赤だったろう顔で貴方を見ていたら
「高校同じだったよね?」
・・・知っていてくれた
それだけでもう舞い上がってしまっていた私は
大きく頷くだけしか出来なかった
心の中では叫んでたんだ
「ずっと好きです!」
これはきっとずっと言えないだろうな
「愛を叫ぶ」