4/9/2025, 9:49:13 AM
知らない・・・
貴方の事なんて知らない
それでも語りかけてくるのは何故?
その声はどこか懐かしく感じるけど
記憶には無い
戸惑う私に何度でも何度でも
なんて呼ばれてるのか
何を言ってるのか
目を覚ます度に忘れてしまうけど
その声の懐かしさだけは
私を安心させてくれている
記憶にない知らない声は
遠い日に交わした会話なのか・・・
「遠い約束」
4/8/2025, 9:57:37 AM
次の生があるならば
名もない小さな花になりたい
風に揺られ何も考えず
広い野原でのんびりと
そんな風に生きたい
ヒトという生き方に
疲れてしまった
愛情も憎しみも喜びも憤りも
全てに疲れ放棄したくても
できないもどかしさに
現実逃避を繰り返す日々
…私は名も無き花になりたい
「フラワー」
4/7/2025, 9:15:17 AM
次はどっちに進もうか…
己の決断で未来は変わる
気にもとめない小さな選択でも
思わぬ未知へと誘われる
そう 私たちは
一瞬でありとあらゆる未知を
その運命という自身の地図に
知らぬうちに新たに刻むのだ
「新しい地図」
4/4/2025, 9:50:36 AM
春は桜 夏は海 秋は紅葉 冬は雪
手を繋いで
自然の中ではしゃいで
本当に嬉しそうなその笑顔を
ずっとずっと
見て生きていきたい
僕は君が笑っているのを
見ているのが幸せなんだ
喧嘩もするだろう
怒って話さない時もあるだろう
それでも
好きな事は絶対に変わらないと
言い切れるから
「君と」
4/3/2025, 8:05:11 AM
何も無い空に手を伸ばす
ただ風がすり抜けるだけ
何も掴むもののない空間を
虚しく彷徨い力無く落ちる
澄み切った空を
自由に飛ぶ小鳥が
羨ましくて仕方がない
全てに置いていかれたかのような
そんな感覚に陥り
頬を冷たい涙が流れてく
もう我慢しなくてもいいかな…
ポツリと呟いた言葉は
誰にも届かずに霧散するだけ
「空に向かって」