11/22/2025, 1:55:15 PM
青く高い空に映える紅葉
風で舞い散る様は
一瞬の美しさを魅せる
風の向こうに見えた
遠い記憶の中の君
この切ない想いは
もう逢えない哀しみではなく
変わりゆく季節に想いを馳せたからだと
そう自分に言い聞かせ
もう一度逢いたいと
空に呟いて
紅く染まった紅葉から離れた
「紅の記憶」
11/21/2025, 12:01:52 PM
夢は鏡に映る未来図
何度も何度も壊れて割れて
その度に違う夢を映すのか
諦めずに同じ夢を繰り返すのか
または全てを諦めて
映すことをやめるのか
時と共に変わっていく事もあるだろう
無理やり変えられてしまう事もあるだろう
割れた鏡の数だけ学びを得て
何時しか鏡を見るのも諦めて
変わらぬ日常を善として
今日も割れた鏡の上を歩いていく
「夢の断片」
11/15/2025, 1:48:08 AM
「また明日ね」
変わらない日常の
いつもの別れの挨拶
明日が変わらず訪れると
疑うことがないから
明るく手を振って言える言葉
これが戦争中や災害の後だったなら
決してこんなに簡単には
言えないだろう
明日の平和を信じられる
ここは本当に恵まれていて
なんて幸せな時代なのだろうか
「ささやかな約束」
11/8/2025, 12:49:07 AM
木の爆ぜる音
立ち昇る白い煙
熱気で舞い上がる葉と灰
夕刻の太陽の様な朱い炎
何もせず暖をとりつつ
踊る炎を眺める
日常から少しだけ離れたこの時間
全てを焼き尽くして欲しいと思いつつ
ただ刻が過ぎていく束の間の休息
嫌いではない
炎の舞踊を写真で写し
友に送ってみる
LINEでの語らいが
ひと時の安らぎを楽しいものとしてくれた
「灯火を囲んで」
11/5/2025, 10:44:18 AM
ああ 今この時が永遠に続けばいいのに…
過去も未来も考えず
そう願うことはしばしばある
幸福を感じる時は一瞬で
あっという間に
日常という鎖に縛られる
思い出は色褪せていく写真のように
記憶の波に沈んでいく
時に脚色された思い出は
未来に向かう脚を止めさせる
それでも願ってしまう
この時が永遠であればいいのに と
「時を止めて」