「こんな夢を見た」
グッスリ寝たまま
仕事から帰るのが遅かった君は
着替えて布団の中の私の隣に寝た
君は寝ている私に何か話かけたいように
堪えているように思えた
私は寝ながら
「今日何か辛い事があったのかな」と
思った
君は泣いているようだった
感情を抑えているように思え
そして、私の頭を撫でながら
ずっと無言で泣いていた
私は寝た振りをして
一緒に泣きそうだった
( ߹꒳߹ )
朝になって君が起きるのを待った
私は「昨日何か会社であったのかな」と聞いてみた
やっぱり、仕事で痛いミスをして
上司から責られて自分の不甲斐なさが
嫌になったと言った
私と君は今日は休みで二人で
外に出かけようと言った
いつもの散歩道
君は少しまだ落ち込んでいたみたいだけど
私は気分転換にならないかなと思って
遠回りして歩いた
「昨日のミス大変だったね」
君に言うと
君は「君(私)が一緒に居てくれて良かった」と
ボソッと言い
「ずっと一緒に居て欲しい」と言った
私は「あなたはこのミスでつぶれてしまう
ような人じゃないよ」と伝えた
「上司だってあなたが立ち直るのを期待してるよ」
あなたはちょっと上を向き
「そうだな、何時までも落ち込んでても
何も出て来ないな」と言って
少し晴れやかな顔をした
(あぁ、大丈夫みたい)
家に帰ると君は一人になりミスをした
仕事に向き直り
「頑張るよ」と言った
若い時は皆自分も世の中も知らないから
怒られるのは期待されてる事も
分からなかったりする
怒られるのはシンドいけど
怒られたり、言われたり、指摘されているうちが
花なのだと私は思う
人一倍繊細な君は
これから、色々経験して行って
きっと、辛さを超えながら
芯のある君になって行く気がするよ
「タイムマシーン」
もし、タイムマシーンに乗れたなら
昔に飛んで
私に何て言うかな
「恋愛はまず自分の気持ちに正直になりなさい」
「結婚はしていい苦労と、してはいけない苦労があるから注意しなさい」
「人間は複雑だから一面だけでその人の全部だと思わないこと」
色々と言いたいことは出て来るけど…
昔の一人で我武者羅に頑張っていた私に
挫折はしても
一生懸命にやったことは未来でも
自分を活かす力になっているよと
私はとっても言いたい
自分が歩んだ道は
全く後悔していないよと言いたい
「特別な夜」
結婚生活を振り返っても
恋人時代を振り返っても
特別な夜なんてなかった
心ここに非ず
いつも、そうだった
特別に素敵なこともなかった
私とあなたは
何時までも仮面夫婦だった
ただ、あなたは多分覚えてないと思うけど
本気で叱ってくれた
一言だけは覚えてるよ
私を成長させた
その言葉だけは覚えてるよ
「海の底」
海の底には
深海魚 目の退化した魚
不思議な魚 世界が広がっている
私の心の底には
何があるんだろうか
大した事はない気もするが
見せたくない自分もいるに違いない
その記憶たちは
もう目が退化して見えなくなっているのだろうか
私の心の底には
見せたくない自分が
沢山いるに違いない
「君に会いたくて」
君に会いたくて
恋焦がれる夜
愛が深まるのは
会ってない時なのかなと
思ったりする
ふと、君の写真フォルダを開いては
笑顔を探して
安心したりする
君が珍しく
怒った日
僕は覚えてるよ
君は何時になく
イライラしてた
僕はブルーの日って気づいてなくて
君に困ったりした
でもさ、
君が怒っても
僕は仲良くなりたい気持ちがあれば
良いと思ってるよ
仲直りしたい気持ちが大事だって思う
その気持ちがあれば
まだまだ僕らは一緒だよ
君がまたブルーになっても
僕はその君にも慣れてしまうのだろうか
僕は君が笑顔で居てくれる事が
当たり前になるのが嫌なんだ
愛の反対は当たり前
君が居てくれて
僕を好きだと言うのは
僕にとって奇跡だから