あめとむち

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5/20/2024, 10:37:45 AM

なんだ、これ。
妻の部屋に貼ってあった紙にはこう記されていた。

 理想のあなた
  白馬の王子様のような姿
  どこぞの名探偵のような頭脳
  どこぞの詐欺師のような話術
  社長
  
いや、ツッコミどころがありすぎて、
なんと言えばいいのやら、。

最後だけ生々しすぎる、、。
まだ平社員なのに、、後何年かかるのやら、。

少しの間、妻との付き合い始めの頃を思い出し、
俺は部屋を後にした。



5/16/2024, 4:53:54 AM

今日は早くに目が覚めた。
だから思う存分、優雅な朝を過ごした。
紅茶を飲んで、クラッシックを聞く、、そんな朝を。

だが、それが間違いだった。

学校に行き、机に必要なものを置いていく。
しかし、何かが足りない、、。
そう、ラブレターだ。

今日私は1組の雅くんにラブレターを渡すのだ。
昨日、精神統一をみっちりしたため、
そして今日彼は部活がないため、
私は今日渡そうと決めたのだ、そう、決めたのに!

あぁ、、、優雅さを求めなけりゃ良かった。

でも、今日しかない、、、。
紙ではなく声で伝えてみようかな、、
そんな考えが頭にうかぶ。

5/12/2024, 12:25:47 AM

飾らない君が好きだ。

去年の夏、電車に揺られる君を見て心が高鳴った。
君がここの会社にやってきた時は運命かと思った。

僕が君に思いを告げた時、
君はキッパリと僕を振ったね。

だが、僕の気持ちは膨れるばかりだ。
さあ、僕の心を奪ったこと後悔しな。
まあ、しても遅いのだが、。

今日も僕は君に、愛を叫ぶ。

5/6/2024, 11:47:00 AM

明日世界が終わるなら、
夜眞さんはどうしますか?

私は、もう一度あの場所で、
夜眞さんのぬくもりを感じたい、。

蛍の光に包まれて、
夜眞さんの香りを身に纏う。

低くどすのきいた声で、
私の名前を呼んで、、。

明日世界が終わるなら、
私は夜眞さんと共にいたい。

5/1/2024, 4:57:50 AM

 なんだ、ここは、、。
俺は目の前に広がる光景に目を疑った。

さる、きじ、いぬ、もも、、、。
そして、大勢の鬼。

そこにはかつての友がいた。
そしてかつての戦友たちがいた。

もう二度と会うことはないと思っていた。
だが、またこうして会うことができた。

こんなに嬉しいことはない。

さぁ、友よ。
今、このひと時を共に過ごそうではないか。
拳でなく、言葉で互いを知ろうではないか。

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